ここでは共用ドアの設定方法を記載します。
RemoteLOCK増設時、既存のデバイスに発行された暗証番号を共用ドア設定を用いることで新規のデバイスに連動させることが可能です。
共用ドア設定は、個々の部屋にアクセスするまでにカギがある場合、共用ドアの機能で、個々の部屋と共用の入り口の関係を定義し、PINコードを連動させることができます。
一般的な逆マスターキーシステムと同等の使い方ができます。
(建物・フロア・エリアの入り口にReomoteLOCKまたはTOBIRAを設置頂いた際に便利です。)
※参照先で発行されたPINコードと同様のPINコードで共用ドアの解錠が行えます。
例えば、ビルにデバイスを設置している場所がエントランスと各部屋である場合、エントランスに設置しているカギを「共用ドア」に指定することで、「共用ドアの参照先」として指定した各部屋に設置したデバイスへ発行されたPINコードで、ユーザー・ゲストはエントランスにアクセスすることができます。
共用ドア設定方法
「デバイスメニュー」>「共用ドア」を選択します。
「共用ドア追加」を選択します。
共用ドアの設定ダイアログが表示されます。
共用ドア:① エントランス等、他デバイスに発行されたPINコード等を反映させたいドアを指定します。
・共用ドアとして設定したいデバイス名を選択。(ドア)
・共用ドアとして設定したいドアグループ名を選択。(ドアグループ)
共用ドアの参照先:②どのドアに発行したPINコード等を、共用ドアに反映するかを指定します。
・共用ドアの参照先として設定したいデバイス名を個別に選択。(ドア)
・共用ドアの参照先として設定したい設置場所名/建物名を選択。(設置場所)
アクセススケジュール
アクセススケジュールを設定すると、入室できる時間帯などを制限することができます。
※共用ドアに対して、利用できる曜日/時間帯にアクセスに制限がかかります。
ゲストアクセス時刻の上書き
共用ドアと参照先として指定したデバイスで異なる開始時刻/終了時刻を設定することができます。
※共用ドアに対するデバイスに設定されます。
・「共用ドア」が建物全体の入り口の場合
「共用ドアの参照先」は設置場所を指定することで複数の部屋にまとめて共用ドア設定をすることができます。
・「共用ドア」がフロアやエリアの入り口になっている場合
「共用ドアの参照先」はドアを選び、複数部屋ある場合は部屋数分の共用ドアの追加設定をしてください。
※すでに設置しているデバイスに暗証番号が発行されている場合
「既存のアクセスユーザー/アクセスゲストに共用ドアの設定を反映する」に✔を入れてください
✔することでドアのアクセス情報が共用ドアの参照先にも暗証番号が作成されます。
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ゲストアクセス時刻の上書きに関して
・宿泊施設での利用する場合
お客様が宿泊する部屋の鍵はチェックイン時間から翌日チェックアウト時間まで有効とし、
エントランスはチェックイン時間の〇〇分前から翌日チェックアウト時間の〇〇分後まで
有効とする設定が可能です。設定手順はURLをご参照ください。
・時間貸し施設での利用する場合
お客様が使用する部屋の鍵は入室時間から退室時間まで有効とし、エントランスは施設の
開館時間から閉館時間まで有効とする設定が可能です。設定手順はURLをご参照ください。