建物が停電した場合の、RemoteLOCK及びACS TOBIRAについての挙動は下記の通りとなります。
RemoteLOCK(5i, 7i, 8j/E06)
RemoteLOCKは電池により駆動しておりますので、停電により施錠・解錠出来なくなることはございません。
既に同期されているアクセスユーザー/ゲスト(PINコード)であれば問題なく解錠が可能です。
施錠(手動並びにオートロック)につきましても同様となります。
(有線電源化されている場合、電気的な施錠・解錠は出来ません。物理鍵でのみ操作可能となります)
ただし、Wi-Fiルータ及び通信網の電源が切れている場合、ネットワーク接続及び通信・同期が出来ませんので、通信を用いた機能が不能となります。影響する機能は下記の通りです。
- 停電中に新たに発行したアクセスユーザー/ゲスト(PINコード)につきましては、本体側に反映されないため使用出来ません。電源が復旧し通信再開した後に使用可能となります。
- イベント履歴は、通信不能の間は更新されませんが、本体側には動作履歴として残っておりますので、通信再開後に通信不能期間分もまとめて同期される形となっております。
- クラウド管理画面上からの「ロックの予約」「ロック解除の予約」は本体に同期されないため機能しません。通信再開後に予約の実行として反映されますので、意図しない施錠及び解錠にはご注意ください。
ACS TOBIRA
ACS TOBIRAは有線電源により駆動しておりますので、停電時には動作不能となります。
テンキー操作、及びクラウド管理画面上からの「ロック」「ロック解除」も実行出来ませんので、ご注意ください。
なお、停電時に自動扉が「施錠」となるか「開放」となるかは、自動扉及び電気錠次第となりますので、自動ドア及び電気錠のメーカー様にご確認頂く形となります。