既にクラウド管理画面にデバイス登録済みのRemoteLOCKを交換する時の対応について説明します。対象となる交換機器は、LSシリーズからKLシリーズのパターンとなります。
- (交換元の機器)RemoteLOCK 5i → (交換先の機器)RemoteLOCK 500i
- (交換元の機器)RemoteLOCK 7i → (交換先の機器)RemoteLOCK 500i
- (交換元の機器)RemoteLOCK 8i関連 → (交換先の機器)RemoteLOCK 500i
- (交換元の機器)RemoteLOCK 9i関連 → (交換先の機器)RemoteLOCK 500i
(1)交換したRemoteLOCKの設置後の確認を行う。
交換したRemoteLOCKは最初に鍵の解錠状態を記憶させる必要があります。
(2)クラウド登録
RemoteLOCKクラウド管理画面に交換したRemoteLOCKをデバイスとして登録する必要があります。
(3)Wi-Fi設定
交換したRemoteLOCKは、新規のものであるため、Wi-Fi設定を行う必要があります。
(4)アクセスユーザー/アクセスゲスト情報の移行
交換前のRemoteLOCKに同期していたアクセスユーザー及びアクセスゲストを交換後のRemoteLOCKにも同期させる手順となります。
※従来の手順である「カギの置換」は行わないようにしてください。
1.RemoteLOCKクラウド管理画面に
・交換元RemoteLOCKのデバイス
・交換したRemoteLOCKのデバイス
が存在していることを確認してください。
※上記の画像はRemoteLOCKクラウド管理画面のTOP画面の表示ですが、
デバイス数が多い時は画面上部の「デバイス」をクリックしデバイス一覧
を表示させて、交換元と交換先のデバイスが存在していることを確認してください。
2.共用ドアの設定
交換元のデバイスに登録されているアクセスユーザー/アクセスゲストを、
交換したRemoteLOCKのデバイスにも同期させるには「共用ドア」の機能を用います。
画面上部の「デバイス」をクリックし、表示された画面の右側の
「共用ドアをクリックしてください。
共用ドアの画面が表示されたら、「共用ドアの追加」をクリックしてください。
共用ドア追加の画面で以下の情報を設定して、「作成」をクリックしてください。
・共用ドア : 交換したRemoteLOCKのデバイスを選択
・ドア(参照先):交換元のデバイスを選択
・「既存のアクセスユーザー/ゲストに共用ドアの設定を反映する」をチェック
上記の操作が完了すると、共用ドアの一覧が更新されます。
交換したRemoteLOCKのデバイスの画面に移動し、
交換元のデバイスに登録されているアクセスユーザー/アクセスゲストの情報が
表示されていることを確認してください。
(5)PMSの設定変更および交換前のRemoteLOCKの削除
交換後のRemoteLOCKに対してPMS側の設定を変更します(デバイスID(UUID)の確認方法もしくはシリアルNo)。PMS側設定変更後にテスト用予約を発行し、交換後のRemoteLOCKに同期されることをご確認下さい。
交換後のRemoteLOCKでPMSからのカギが発行の確認ができましたら、交換前のRemoteLOCKのデバイスの削除を行います。
本手順を忘れると交換前後のRemoteLOCKのクラウド費用が重複で発生します。ご注意下さい。
以上