RemoteLOCKの管理画面で都度管理する場合
RemoteLOCKの管理画面では、発行したアクセスユーザー/ゲストに対して、任意のドアアクセス(入室できる部屋)を設定することができます。
一方で、任意の組み合わせでなく施設レイアウトなどから毎回同じ組み合わせである場合には、共用ドアという機能で、自動化ができます。
共用ドアの基本の考え方
「共用ドア」を設定した場合、管理者またはAPIから特定のドアにカギ発行をした場合、RemoteLOCKのシステムは自動的にそのカギを共用ドアにも反映します。
(管理者またはAPIからは、ドアBに対してカギ発行。ドアBにカギが発行されると毎回自動的に共用ドア設定されたドアAにも反映される。)
代表的な使い方
最も一般的な使い方は、複数の部屋がある建物で、各室と、建物のエントランスにそれぞれカギが設置されている場合です。この場合、各部屋を利用するには、必ずエントランスの解錠が必要なため、エントランスを「共用ドア」として、参照先として設置場所や個別のドアを指定します。
複雑なレイアウトへの対応
■ API・連携先システムと組み合わせて使う場合(共用ドアで実現できるパターン)
入室させたい組み合わせとして、以下のようなパターンは実現が可能です。
- A+B、A+C、A+Dの組み合わせ(B,C,Dに対してAを共用ドア設定)
- A、A+B、A+C、Dの組み合わせ(B,Cに対してAを共用ドア設定)
- A、A+B、C、C+D(Bの共用ドアにA。Dの共用ドアにC)
- A、A+B、A+B+C、A+B+C+Dの組み合わせ(Dの共用ドアにC。Cの共用ドアにB。Bの共用ドアにA)
■ 共用ドアでは表現できずに、管理画面からの後対応が必要なパターン
- A、B、A+B ( A単独、B単独、A+Bが存在するため表現できない。)
- A、B、C、D、A+B( 同上 )