1. はじめに
本資料はTOBRAのローカル設定およびクラウド登録手順を説明します。事前準備としてTOBIRAの固定IPのため下記をヒアリングします。
- IPアドレス/サブネットネットマスク/デフォルトゲートウェイ
- DNS ServerのIPアドレス
2. ローカル設定手順
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- ディップスイッチの設定
コントローラ(LP1501)のディップスイッティは以下に設定します。
1 2 3 4 OFF ON OFF OFF
2をONにすることで、工場出荷時の状態(IPアドレス:192.168.0.251)になります。IPアドレスが特定できているならば、手順の1はスキップ可能です。 - WEB画面の起動
Google Chromeアドレスバーに「192.168.0.251」(下記の例では192.168.0.42)と入力(手順1をスキップした場合は特定しているIPアドレスを入力)
セキュリティの警告が出るが無視して処理を継続すること。そして、「Click Here to Login」と表示されたら、クリックしてログイン画面まで遷移します。
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▼ - ACS基板にログイン
コントローラ(LP1501)のディップスイッティは以下の通りにすること。
1 2 3 4 ON ON OFF OFF - ネットワーク設定
左側の「Network」をクリックします。
▼ - クラウドーコントローラ間の通信パラメータ設定
下記のように設定します。mercury.locstate.jp と 3001 に変更します。 - ユーザの作成
左側の「User」を選択します。New Userボタンをタップしてユーザを追加する。その後Saveボタンをタップして保存する。下記はtestユーザを追加した例です。 - ディップスイッチの変更
コントローラ(LP1501)のディップスイッティは以下の通りにすること。
1 2 3 4 OFF OFF OFF OFF - 設定を確定する
左側の「Apply Setting」をタップして設定を反映します。 - 運用設定にして、再度電源OFF/ON
コントローラ(1501B)のディップスイッティは以下の通りにすること。
1 2 3 4 OFF OFF ON OFF
- ディップスイッチの設定
3. クラウド管理画面でコントローラーの同期を開始します
- シリアルナンバーの確認TOBIRAの基盤に製品情報を記したシールが貼付されていますので、このシールに記載されているシリアルナンバーをメモしてください。
- コントローラー(シリアルナンバー)の登録
RemoteLOCKクラウド管理画面(https://connect.remotelock.jp/)にログインして、コントローラー登録の画面に遷移します。-
- 画面上部の「高度な機能」をクリックし、プルダウン表示された項目から「ACS(集合玄関)」をクリックします。
- 画面右上の「コントローラ追加」をクリックします。
- 画面表示された各項目を入力して「作成」をクリックします。
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- 名前 ・・・ 任意の文字列
- シリアルナンバー ・・・ TOBIRA基盤に貼付しているシールに記載されているSNの番号
- 設置場所 ・・・ 設置場所として登録している内容をプルダウンで選択
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- 画面上部の「高度な機能」をクリックし、プルダウン表示された項目から「ACS(集合玄関)」をクリックします。
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- コントローラーの同期
登録したコントローラーが画面上に一覧として表示されて、自動的に同期処理を開始します。ステータスの雲マークが緑色、そして、設定状態がチェックマーク表示となれば同期完了となります。※同期が完了しない要因の殆どはネットワーク環境に起因することが多いので、
ネットワーク環境の確認をしてください。
・TOBIRA基盤に接続しているLANケーブルが正常にルーターに接続されているか
・一般公衆網に接続することが可能なネットワーク環境になっているか
・Port:3001が開放状態になっているか - デバイスの確認
コントローラーの同期が完了すると、自動的にデバイスが作成されます。TOBIRA基盤には2つのポート(リーダーを2つ接続することが可能)があるので、デバイスも2つ作成されます。
Door 1 - Internal I/O - コントローラー名
Door 2 - Internal I/O - コントローラー名
※リーダーを1つしか使用しない場合、使用しないデバイスを削除してください。