ハートビート間隔とは、RemoteLOCK本体からのWi-Fi接続通信の間隔のことを指します。
RemoteLOCKは、Wi-Fi経由でインターネットに接続し、RemoteLOCKのクラウドサーバーと同期を行い、暗証番号や設定の反映を行います。
ただし、ご注意頂きたい点がひとつございます。
RemoteLOCKはWi-Fiで常にインターネットに接続されているわけではございません。
RemoteLOCKは、"ハートビート間隔"と呼ばれる一定の間隔ごとに本体の電源が入り、RemoteLOCK側から通信を発生させてクラウドサーバーと同期し、情報を更新します。
クラウド管理システム上で作成された番号は即時には反映されず、ハートビート間隔での通信発生時に暗証番号がRemoteLOCK本体に同期・反映され、その後解錠が可能になります。
例えば下図のように、ハートビート通信間隔を「12時間」に設定した状態で、最初のWi-Fi接続を「12月1日の夜0時」に行った場合、次は「12月1日の昼12時」にWi-Fi接続を行います。
その間(例えば、12月1日の朝7時)にクラウド上で変更された情報は、「12月1日の昼12時」に更新されます。
ハートビート/Wi-Fi接続間隔の設定方法
"ハートビート間隔"は、クラウド管理システム上の「デバイス」の「設定」画面で変更可能です。
「デバイス」→「(デバイス名)」→「設定」と選択頂くことで、デバイスの設定画面に移動できます。
「ハートビート/Wi-Fi接続間隔」のスライダーをドラッグすることで変更可能です。
常時(※) | 5分(※) | 15分 | 20分 | 30分 | 1時間 | 2時間 | 4時間 | 8時間 | 12時間 |
弊社では「12時間」を推奨しております。
また、クラウド管理画面へのデバイス登録時の初期値は「4時間」となっております。
(※「常時」「5分」は電池の消耗が著しいため推奨しておりません。また、「常時」設定時は電池消耗を抑えるため、12時間後にハートビート間隔を強制的に 1 時間 に変更致します。「常時」に設定していても常に情報が最新に保たれ続けることはございませんので使用しないでください)
ハートビート間隔以外で通信を発生させたい場合
RemoteLockがWi-Fi接続するタイミングはハートビート間隔だけではありません。
デバイスの設定画面の「ハートビート/Wi-Fi通信間隔」の下にある「キーパッド操作」「サムターン操作」を有効にしていると、下記の操作時にWi-Fi通信が発生し、クラウド管理上のデータとの同期を行うことが可能です。
・キーパッド操作
RemoteLOCK本体のボタン操作で施錠・解錠を行った時
・サムターン操作(5i、8j/E06)
内側からサムターンを操作するか、物理鍵で施錠・解錠を行った時
「暗証番号がまだ同期されていないお客様がいらっしゃり、解錠出来ない」
といった状況でも、お客様に一度解錠操作を失敗して頂くか、
- LOCKSTATE(5i)
- **(7i)
- ✓(8j/E06)
と操作頂き、1分ほど待って頂くことで、Wi-Fi通信が発生し、暗証番号の同期が行われますので、お客様用の暗証番号が有効になり、再び解錠操作を行って頂くことで入室可能となります。