目次
RemoteLOCK LSシリーズ、KLシリーズのネットワーク要件
無線LANの規格
アクセスポイントの位置
セキュリティ設定
ネットワーク要求
モバイルルータのご利用について
RemoteLOCK LSシリーズ、KLシリーズのネットワーク要件
デバイス本体が、無線LANでインターネットに接続します。
通信は、デバイス操作および設定された通信頻度に応じて発生します。
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無線LANの規格
規格 :IEEE802.11b/g/n準拠
周波数帯: 2.4GHz(チャネル固定/オートセレクト対応)
暗号化 : WPA2 (PSK/TKIP) 、WEP※、WPA※ (※はLSシリーズのみ)
ステルス設定は不可とします。
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アクセスポイントの位置
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- RemoteLOCKとの距離を約9メートル以内(障害物がない)
- RemoteLOCKはドアに設置することから、ドアから見通しの効く場所
- WIFIの電波への副作用のない、TVや電子レンジなどの家電製品の裏ではない場所
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セキュリティ設定(通信ポート等)
- 開放が必要なポート(いずれもアウトバウンド通信となります)
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RemoteLOCK LSシリーズ ( 5i/7i/8j/9j , E06 )
- TCPポート:80番(HTTP)、443番(SSL)、53番(DNS)
- UDPポート:55055、55056番
- 接続先(FQDN):https://*.device.aylanetworks.com
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RemoteLOCK KLシリーズ ( 500i/700i )
- TCPポート:80番(HTTP)、443番(SSL)、53番(DNS)
- 接続先(FQDN):https://device-sync-api.korelock.com/
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RemoteLOCK LSシリーズ ( 5i/7i/8j/9j , E06 )
- 開放が必要なポート(いずれもアウトバウンド通信となります)
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ネットワーク要求
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大規模施設・ホテル案件の場合ご注意願います
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IPアドレス空間について
RLはそれぞれ、ご使用環境のDHCPサーバからリースされたIPアドレスを消費します。導入台数分確保できるIPアドレス空間が必須になります。仮にゲストの持ち込み機材(スマホ、パソコン)などとNW環境を共有する場合は、RL導入台数分の余裕が必要になります。 - 固定IP付与は不可となります
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トラヒックについて
1台あたり10MB/月 以下程度です。
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同一SSIDでのストリーミングとの共有不可について
RLは2.4GHz帯を使って間欠通信を行います。この通信データは監視カメラやYouTubeなどのストリーミングと重畳されるとロストする場合が多いです。そのためRL専用の2.4GHz帯のSSIDの環境の確保をお願いします。
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同一SSIDでのストリーミングとの共有不可について
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IPアドレス空間について
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モバイルルータのご利用について
Wi-Fiルーターを基本想定としています。下記のような製品群が市場に存在します。
Wi-Fiルーター(無線LANルーター。Wi-Fiを使って、無線でLANを構築)、モバイルルーター(WAN側に関して、モバイル回線を使用)、LTEルーター(WAN側に関して、モバイル回線のうちLTE回線を使用)、Wi-Fi対応LTEルーター(WAN側に関してはLTE回線を使い、LAN側に関しては無線で通信)、モバイルWi-Fiルーター(LAN側に関しては無線で通信、WAN側に関してはモバイル通信(LTEや3G)を使うことができる。モバイル回線を使うため便利に持ち運べるということで「ポケットWi-Fi」とも呼ばれることもある)。
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ご利用頂ける製品・サービス
- WiMAX 2+などの製品
- シングルキャリアの製品
- LiveSmart様のUSBドングルタイプのWIFIルータ
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ご利用いただけない製品・サービス
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ご利用頂ける製品・サービス
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RL/KLシリーズのWIFI強度について
RLシリーズ(RemoteLOCK 5i/7i/8j/9j) およびKLシリーズ(RemoteLOCK 500i/700i) はWIFIを使ってRemoteLOCKクラウドと通信します。電波強度が弱すぎたり強すぎたりすると正常な通信が行えず、RemoteLOCKクラウド側でネットワーク切断が発生します。 KLシリーズではWIFI通信性能を改良しているためRLシリーズよりも性能は向上していますが、下記を目安にWIFI-APを設置下さい。
強度 | RLシリーズ | KLシリーズ | 備考 |
強(緑) | -40dbm以上 | -60dmb | |
普通(橙) | -60dbm以上 | -70dbm | 通常はこの値以上を推奨します。 |
弱(赤) | -70dbm以上 | -80dbm |
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RemoteLOCK 5iの例
以下はRemoteLOCK 5iの例です。最低ラインの-70dbmを下回る、下限のデータです。
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- 電波強度が弱いためネットワーク切断しクラウドへの同期に遅延が発生しています。
- ※単位は日です。
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RemoteLOCK 500iの例
RemoteLOCK 500iにおける最下限の電波強度を示しています。
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その結果、電波状況が悪い場合に最大40分程度同期遅延が発生したことを示しています。
TOBIRAのネットワーク要件
有線LANケーブルを通じてインターネットと常時接続します。
LAN側で固定IPを付与。ネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSを事前に調整してください。
セキュリティ設定
通信に制限をかけている場合、以下の通信を可能にしてください。
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- TCPポート:80番(HTTP)、443番(SSL)、53番(DNS)
- 接続先(FQDN):mercury.lockstate.jp:3001
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接続時のエラー情報
エラーコード/ 表示される説明 / 補足
0 No error. N/A - shouldn’t receive
1 Resource problem, out of memory or buffers, perhaps temporary. Unknown/No case yet
2 Connection timed out. AP didn't repond in time, check network and try again
3 Invalid key. Key does not metting requirements of security type (min digits, etc)
4 SSID not found. Make sure the AP is still in range and is working
5 Not authenticated via 802.11 or failed to associate with the AP. Typically bad security settings or Enterprise mode
6 Incorrect key. Bad password , check password and try again
7 Failed to get IP address from DHCP. Make sure DHCP is running and there are available Ips
8 Failed to get default gateway from DHCP. Make sure DHCP is running and configured
9 Failed to get DNS server from DHCP. Make sure DNS server is reachable, consider google 8.8.8.8
10 Disconnected by AP. AP disconnected device, if not user, check firewall or other settings
11 Signal lost from AP (beacon miss). Make sure the AP is still in range and is working
12 Device service host lookup failed. Failed to communicate to Ayla server - no known fix but AP/ISP related
13 Device service GET was redirected. Unknown/No case yet
14 Device service connection timed out. Unknown/No case yet
15 No empty WiFi profile slots. Shouldn't receive, clear slots with 312 and reprovision
16 The security method used by the AP is not supported. Typically bad security settings such as Enterprise mode
17 The network type (e.g. adhoc) is not supported. AdHoc networks are not supported
18 The server responded in an incompatible way. The AP may be a WiFi hotspot. Unsupported hotspot, unknown error from AP
19 Module failed to authenticate to device service. Bad OEM values or other unconfigured setting for board (web, fw, etc)
20 Connection attempt currently in progress. Check later for connection status. Wait for connect attempt to finish and try again
The LS-7i's destination URL is "LS7i-43b4c50a-device.aylanetworks.com"Ayla Provisioning Error Description/Fix
エラーコードの発生ケース:
12:FWの更新が必要なためサポート窓口にご連絡下さい。