あらかじめ予備のPINを発行・プールしておくことで、より安定的に製品をご利用いただくための機能です。プールPIN機能を有効にすると、発行した暗証番号のデバイスの通信・PINの同期を待つことなく、PINをご利用いただけます。
<ご利用をお勧めしているユースケース>
ー フロント・受付で、お客様来訪時にカギ発行を行っている施設
ー お客様の直前予約が多い施設
ー 夜間無人での運営を行っている施設
ー WiFi環境などで通信トラブルのご経験のある施設
<機能のご提供対象と内容>
RemoteLOCK各製品( 5i, 7i, 8jシリーズ, KLシリーズ) かつ 予約APIの /bookings エンドポイントからの暗証番号「PIN」発行が対象となります。
※「予約エンドポイントに対応した連携サービスの一覧」連携サービスで予約APIを対応している場合、プールPIN機能はご利用できます。以下のご利用方法をご参考ください。
ご利用時間直前のカギ発行や通信状態の悪いデバイスがある場合に、
独自のアルゴリズムにより、デバイスに事前同期済みのPINを提供します。
プールPINは、施設の通信ネットワーク切断時でもデバイスの通信・PINの同期を待つことなく、入室が可能になります。
<ご利用方法>
ご利用中のRemoteLOCKクラウドのアカウントメールアドレスと、
設定希望のプールPIN個数を、remotelock-dev@kke.co.jp までお知らせください。
予約システム等とのAPIの連携は、事前に設定をお願いいたします。
設定個数は、1日1部屋あたりにご利用される最大数を基準にすることをおすすめしております。
設定例)
ホテル等の宿泊施設: 2-3個 / デバイス
時間貸しの施設: 3-7個 / デバイス
設定した値は、アカウント内の各デバイスに適用されます。
プールPINは、上記設定した個数の範囲内でご利用可能です。
発行されたプールPINは、RemoteLOCKクラウドの管理画面では、
「pool_guest_xyz」等の名前で表示され、有効な暗証番号として機能します。
※プールPINは、直前のご利用や、一時的なネットワークトラブル等に対応するための機能です。
デバイスの設置環境に、Wi-Fi等の通信環境が不要になるわけではありません。