屋外・半屋外へのRemoteLOCK設置
屋根や庇のある場所であれば設置できます
RemoteLOCKはもともと屋内での利用を前提とした製品ですが、実際には軒下や外廊下、風除室といった半屋外での導入実績が数多くあります。設置できるかどうかは、雨が直接あたる場所かどうかと、室内側のユニットが濡れる場所かどうか。この2点でほぼ決まります。
本ページの条件は目安です。 最終的な設置可否は、施工パートナーによる現地調査(現調)で判断いたします。取付可否の見立てと正式なお見積りは、ページ下部のフォームでお写真と設置環境をいただいたうえでご案内しています。
まず結論
設置できる場所と、できない場所
お客様の現場がどれにあたるか、先にご確認ください。ここで見ていただきたいのは屋外側のキーパッドではなく、室内側のユニット(電池が入る側・サムターン側)が濡れる場所かどうかです。
※ 完全屋外の門扉・ゲートについては、TOBIRA または電気錠・電磁錠との組み合わせでご提案しています。費用の目安は RemoteLOCK・TOBIRAの価格とお見積り をご覧ください。
防水性能について
屋外側と室内側で、防水性能が異なります
RemoteLOCKは扉の外側と内側に、それぞれユニットを取り付けます。このうち屋外側のキーパッドには生活防水程度の性能があり、多少の雨や廊下清掃のときの水はねであれば問題ありません。
これに対して室内側のユニットには電池ボックスと通信用のモジュールが入っており、屋外側ほどの防水性能はありません。ここに水が入ると故障の原因になります。屋外に設置できるかどうかは、この室内側が濡れるかどうかで決まります。
室内側ユニットも雨風に当たる完全屋外でのご利用は、保証の対象外となります
錆や故障につながるため、お控えください。この条件下では、保証期間の1年以内に故障が起きても製品交換は承れません。保証の範囲は RemoteLOCK(製品本体)の保証はありますか? をご確認ください。
※ 防水・防滴の規格は機種によって異なります。詳しくは公式サイトの 屋外利用に関する解説記事 をご覧ください。
雨があたる場所に付けるとき
防雨カバーは2種類あります
庇がなく雨が直接あたる場所では、防雨カバーの設置が前提となります。いずれも 500i / 700i / 9j 系シリーズで共通してお使いいただけます。購入先とご請求方法は、下記の記事にまとめています。
※ カバーを付けた場合でも、横殴りの雨や暴風雨を完全に防げるわけではありません。可能であれば、屋根や庇のある位置への変更もあわせてご検討ください。
海の近くに設置する場合
塩害による錆にご注意ください
潮風に含まれる塩分は、金属の酸化を早めます。錆びやすいのは屋外側ではなく、室内側の電池ボックスや基板のコネクタです。扉の開け閉めのたびに生じる空気圧によって、潮風が鍵穴から内部に入り込むためです。キーパッドの反応が鈍くなったり、電池を新品に替えても開かなくなったりといった症状が出ます。
塩害地域の目安は、海岸から1〜2km
弊社では海岸から1〜2kmを目安としています。ただし台風のときには、塩分はさらに内陸まで運ばれます。沖縄や離島は台風も多いため、本州に比べて被害が大きくなる傾向があります。
なお、塩害の範囲には地域差があります。三菱電機が公開している 各地域における塩害地域の目安(建設省土木研究所「飛来塩分量全国調査」をもとに作成されたもの)では、瀬戸内海沿岸は海岸から1km以内、日本海側の北海道・東北は7km以内、沖縄・離島は全域、といった区分が示されています。ご自身の現場がどの区分にあたるかをご確認いただけます。
防錆処理について
内部基板に防錆処理をほどこした製品をご用意しています。1台あたり別途2万円、納期は1〜2か月程度いただきます。海沿いや沖縄県内・離島、また外廊下など少しでも雨に濡れる可能性のある場所では、防錆処理をお勧めしています。
防錆処理を行った場合でも、寿命は短くなります。 塩害地域では、防錆処理と防雨カバーの両方を施した場合でも、一般的な設置環境に比べて製品寿命が短くなる可能性が高くなります。あらかじめご承知おきください。
結露と錆の仕組みについては、公式サイトの スマートロックと結露・錆(サビ)の問題を徹底解説 で詳しくご説明しています。
寒い場所・暑い場所
寒冷地ではリチウム乾電池をお使いください
アルカリ乾電池には、0℃を下回ると電圧が急に落ちる性質があります。風除室のある玄関であれば気にする必要はありませんが、風除室のない屋外向けの扉では、アルカリ乾電池のままだと、ある日突然使えなくなることがあります。リチウム乾電池であればマイナス40℃でもお使いいただけます。
| 機種 | 使用温度範囲 |
|---|---|
| RemoteLOCK 500i | -20℃ 〜 +66℃ |
| RemoteLOCK 700i | -20℃ 〜 +75℃ |
| RemoteLOCK 8j / 9j | -20℃ 〜 +55℃ |
| WEST E06s | -20℃ 〜 +55℃ |
※ E06s は 9j と同じ範囲です。旧機種(5i / 7i)の数値は 使用温度範囲に関しまして をご覧ください。
※ 上記は目安です。表の下限を下回る環境では、風除室の内側に設置するなど、外気に直接さらさない構成をご検討ください。
※ 上記は目安です。表の下限を下回る環境では、風除室の内側に設置するなど、外気に直接さらさない構成をご検討ください。
リチウム電池を使う場合の注意
クラウド管理画面の電池残量表示は、アルカリ乾電池を前提にした計算になっています。リチウム乾電池は長いあいだ高い電圧を保ったあと急に落ちるため、表示された残量は目安になりません。また、クラウド管理画面の「設定」で電池の種類を選択してください。詳しくは 電池の指定はありますか をご覧ください。
見落とされがちな点
結露にもご注意ください
結露は、冷たい空気と暖かい空気が触れることで発生します。冬の玄関ドアがその代表ですが、高温多湿な地域では、室内をエアコンで冷やしているために、夏に屋外側のサッシが結露することもあります。
室内側ユニットには、雨だけでなく結露によっても水分が入り込みます。沖縄や離島で防錆処理をお勧めしているのは、塩害に加えて結露も起きやすいためです。
ご自身でできる確認
お問い合わせの前にご確認いただきたい4点
いずれもフォームでうかがう内容です。先にご確認いただくと、そのまま入力を進めていただけます。
CHECK 1
扉の上に屋根や庇があるか
扉の前に立ったときに雨に濡れずにいられるかどうかで、ご判断ください。庇が浅く、横殴りの雨があたる場合は「あたる」としてお知らせください。
CHECK 2
室内側にあたる面が屋外かどうか
門扉や屋外の物置のように、扉の両面が外気にさらされる場所には、RemoteLOCKを設置できません。
CHECK 3
海までの距離
海岸から1〜2km以内が目安です。日本海側の北海道・東北、沖縄・離島はより広い範囲が該当します。
CHECK 4
冬の最低気温
マイナス20℃を下回る可能性があるかどうかをご確認ください。風除室の有無もあわせてお知らせいただけると助かります。
お問い合わせ
お問い合わせはフォームからお願いします
取付可否の見立てと正式なお見積りは、フォームからのご依頼をお願いしています。フォームでは扉のお写真に加えて、海から2km以内かどうか、屋根や庇がなく雨雪があたるかどうか、最低気温がマイナス20℃を下回るかどうかをうかがいます。このページでご確認いただいた内容が、そのまま入力項目になっています。
寸法や設置場所だけをメールでいただいた場合、こちらからは「付く可能性があります」までしかお答えできません。あらためてお写真をお願いすることになり、お客様に二度手間をおかけしてしまいます。お急ぎの場合ほど、はじめからフォームをお使いいただくほうが早く進みます。
扉がすでにある(扉は1種類)
ドア画像 問い合わせフォームを開く
いちばん多いご依頼はこちらです。お写真はその場でアップロードいただけます。
いちばん多いご依頼はこちらです。お写真はその場でアップロードいただけます。
扉のパターンが複数ある(ホテル・マンション・施設など)
複数ドア情報フォームを開く
扉ごとに条件が変わるため、まとめてうかがう専用フォームをご用意しています。
扉ごとに条件が変わるため、まとめてうかがう専用フォームをご用意しています。
これから扉を決める・新築・改修の設計中
図面 問い合わせフォームを開く
建具のカタログや図面から診断します。設計段階であれば、設置位置に庇を設ける相談も可能です。
建具のカタログや図面から診断します。設計段階であれば、設置位置に庇を設ける相談も可能です。
関連情報
判断に迷う場合は、フォームからお送りください
扉のお写真と設置環境をフォームからお送りいただければ、取付可否の見立てと候補機種、防錆処理や防雨カバーの要否まで含めてご案内します。分かる範囲でお送りいただければ、足りない点はこちらからおうかがいします。最終的な設置可否は、施工パートナーによる現地調査で判断いたします。
扉のパターンが複数ある場合は 複数ドア情報フォーム、まだ扉が決まっていない場合は 図面 問い合わせフォーム をご利用ください。