導入前に確認すること
入(退)室の履歴でできること
解錠や施錠はクラウド管理画面に記録として残り、CSVでの取り出しもできます。記録に何が含まれるか、誰が開けたかをどう見分けるか、退室がどこまで分かるかをまとめています。
残るもの
イベントとして記録される内容
インターネットにつながっているカギへの操作は、クラウド管理画面の「イベント」に一覧で残ります。1件ごとに、次の内容が記録されます。
| 記録される項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | イベントが起きた日時(日本標準時) |
| 対象のドア | どのデバイスで起きたか |
| 誰が | アクセスユーザーまたはアクセスゲストの名前 |
| 方法 | 暗証番号/カード・QRコード/ノブ/オートロック/一時解錠 |
| 結果 | 成功か失敗か。失敗の場合は詳細も残ります |
解錠と施錠のほかに、アクセス拒否、電池残量の低下、電池交換、ネットワークの接続と切断、デバイスの初期化も同じ一覧に残ります。扉の運用だけでなく、電池切れが近いカギを見つける使い方もできます。
※ 出力される項目の詳しい一覧は イベント情報をCSVした時の出力内容 をご覧ください。
誰が開けたか
人ごとに登録しておくと名前で残ります
アクセスユーザーやアクセスゲストを人ごとに登録し、それぞれに暗証番号やICカードを割り当てておくと、イベントにその方の名前が残ります。職員ごとにICカードを配る運用でも同じです。
一方で、同じ暗証番号を複数の方で共有している場合、イベントに残るのは登録した名前なので、実際に誰が使ったかまでは分かりません。人単位で追いたい扉では、番号やカードを人ごとに分けてお使いください。
※ 機種ごとの解錠方法は 解錠方法と対応機種 にまとめています。
退室の扱い
RemoteLOCKが記録するのは入室です
RemoteLOCKは扉の屋外側に本体が付きます。屋外側から解錠したときは、暗証番号やICカードでどなたかを見分けられますので、誰が入ったかが記録に残ります。一方、室内側は自由に出られる構造になっていますので、誰が出たかは記録されません。
室内から出たこと自体が記録に残るかどうかは、室内側の形で変わります。500iと9jシリーズは室内側がサムターンです。施錠された状態から出るときはサムターンを回していただくことになり、この操作が解錠として記録に残ります。ただし回したのがどなたかまでは分かりません。700iは室内側がレバーハンドルです。レバーを下げるとラッチが戻って扉が開きますので、解錠の操作にあたらず、記録も残りません。
※ オートロックを使わず、施錠されていない状態から出る場合は、500iと9jシリーズでもノブやサムターンの操作が解錠にあたりませんので、記録は残りません。
どなたが出たかまで記録したい場合は、屋外側と室内側の両方にリーダーを置ける アクセスコントロールシステム TOBIRA をご検討ください。クラウドの月額費用はリーダーの数だけかかりますので、扉1つあたりの費用は2倍になるとお考えください。
取り出し
CSVでの取り出しと、通知での受け取り
クラウド管理画面のレポートから、3種類のCSVを取り出せます。
イベント
解錠や施錠の履歴
カギへのアクセス履歴の一覧です。開始日で絞り込んだ検索結果からの出力になります。
アクセス情報出力
アクセスユーザー・ゲストの情報
ドアアクセス情報の一覧、アクセスユーザー/ゲストの一覧、期限切れのアクセスゲスト一覧の3種類です。
管理者履歴
管理者が行った操作
アカウント内で各管理者が行ったアクションの一覧です。
※ CSVの文字コードはUTF-8です。Excelでそのまま開くと文字化けすることがありますので、「データ」タブの「テキストまたはCSVから」で読み込んでください。
イベントのCSVには、解錠に使われた暗証番号そのものが含まれます。 ファイルをそのまま共有すると、番号を知らせることになります。社外にお渡しになる場合は、該当の列を外してからお使いください。
解錠のたびに知らせを受け取りたい場合は、お知らせ機能をお使いいただけます。メールでの通知のほか、ご自身のシステムへWebhookで送ることもできます。
※ 設定は お知らせ機能(メール/webhook)の設定と通知サンプル をご覧ください。
ご相談
必要な記録の取り方をご案内します
どこまでの記録が必要かによって、選ぶ機種と構成が変わります。扉が1種類でしたら ドアの画像送付フォーム から、扉の仕様が何種類もある場合は 複数ドア情報フォーム から、扉と錠前まわりの写真をお送りください。運用に合わせてご案内します。