マスターキー、逆マスターキー、同一キー機能をRemoteLOCKクラウド管理で実現する方法について説明致します。
(注:物理鍵での実現は出来ません。例外として8jをシリンダーと共に注文される場合にのみ可能です)
それぞれの名称の定義は下記の通りです。
- マスターキー
特定のグループに属する複数の異なる錠前をすべて解錠できる鍵。 - 逆マスターキー
異なる合鍵(子鍵)で一つの錠前を操作できるシステム。 - 同一キー
1本の鍵で複数の錠前を開閉出来るシステム。
マスターキー及び同一キーの実現方法
マスターキー及び同一キーは3通りの方法で実現可能です。
- 「設置場所」の統合 及び アクセスユーザー(ゲスト)への割り当て
各カギには「設置場所」の設定が必須となっておりますが、
複数のカギの「設置場所」を同一の場所に設定し、
「アクセスユーザー(ゲスト)」の「ドアアクセスタイプ」を「設置場所」に設定する事で実現可能です。
参照:マスター番号(従業員用の解錠番号)の作成
設置場所、デバイスの設定、アクセスユーザー追加、アクセスゲスト追加 - 「ドアグループ」の作成 及び アクセスユーザー(ゲスト)への割り当て
「デバイス」の「ドアグループ」機能を利用して、
複数のカギを「ドアグループ」として設定し、
「アクセスユーザー(ゲスト)」の「ドアアクセスタイプ」を「ドアグループ」に設定する事で実現可能です。
参照:ドアグループ、アクセスユーザー追加、アクセスゲスト追加 - アクセスユーザー(ゲスト)に「デバイスの追加」を行う
「アクセスユーザー(ゲスト)」に対し「ドアアクセス追加」で各カギやドアグループ、設置場所を追加する事で実現可能です。
参照:アクセスユーザーに複数のRemoteLOCKを割り当てる方法
逆マスターキーの実現方法
逆マスターキーは「共用ドア」の設定により実現可能です。
参照:共用ドア
※同じPINコードで、複数のアクセスユーザー或いはゲストを作成することは出来ません。
設定したいPINコードのアクセス情報にデバイスを追加頂くことで、
マスターキー或いは同一キー同様のシステムを実現可能です。