防火ドアにも、扉のメーカーの了承があればスマートロックを取り付けられます。扉の加工(切り欠き・穴あけ)をする取り付けは、加工の内容も含めて、扉のメーカーにお問い合わせください。袖壁に付けるなど、扉に穴をあけない取り付けであれば対応できます。国土交通大臣の認定を受けた扉では、取り付けや加工によって、その扉の防火性能を損なうことがあります。
お使いの扉が大臣認定を受けたものかどうかは、扉に貼られたラベルで確かめられます。この記事では、扉のメーカーへのお問い合わせのしかた、性能を損なう理由、ラベルの見分け方をご案内します。
取り付ける前に、扉のメーカーにお問い合わせください
大臣認定の範囲に収まるかどうかは、扉のメーカーが判断します。弊社では扉ごとの認定の内容が分からないため、取り付けてよいかどうかをお答えできません。工事を決める前に、扉のメーカーにお問い合わせください。
お問い合わせのときは、本体を取り付けることに加えて、扉に行う加工(切り欠き・穴あけ)の位置と大きさもお伝えください。認定の範囲に収まるかどうかは、加工の位置や大きさにもよるためです。加工の位置と大きさは、機種ごとの切欠図・原寸図で確かめられます(施工資料の一覧)。
同じメーカーの扉でも、製品によって答えが変わることがあります。扉の品番が分かれば、あわせてお伝えください。扉のメーカーが分からないときは、建物の図面や管理会社でお確かめいただけます。
防火性能を損なう理由
大臣認定は、認定書の別添に書かれた仕様に対して出ています。
国土交通省の資料は、別添に記載された材料や仕様を一部でも変更する場合は性能評価と大臣認定の再申請が必要で、性能が向上する変更であっても性能評価を受ける必要がある、と説明しています。
スマートロックの取り付けや扉の加工が別添の仕様の範囲に収まるかどうかは、認定の内容を知っている扉のメーカーでないと確かめられません。
【参考】扉が大臣認定を受けたものかどうかの確かめ方
- ラベルが見当たらないこともあります。剥がれていたり、塗装で覆われていたりするためです。ラベルがないことだけで「認定を受けた扉ではない」とは決められませんので、図面や管理者への確認をあわせてお願いします