扉に取り付けられるか

電気錠・自動ドア・門扉のスマートロック化|扉の横のテンキーで開ける構成と機種の選び方

電気錠・電磁錠の扉、自動ドア、門扉には、扉の横のテンキーと屋内の制御ユニットで、電気錠や自動ドアの設備を動かす構成をご案内しています。
使う機種はWEST E06AとTOBIRAの2つです。利用者の人数、遠隔での解錠、雨や雪があたる場所への設置などで選び分けます。
構成

テンキーと制御ユニットで電気錠や自動ドアを動かします

E06AとTOBIRAの構成の図。扉の横のテンキーで暗証番号を確かめると、配線でつながった屋内の制御ユニットが開ける信号を出す。信号を受けた電気錠の制御盤や自動ドアの装置が、電気錠・電磁錠、自動ドア、門扉の錠を動かす。制御ユニットはクラウド管理画面とつながり、E06AはWi-Fiで定期的に、TOBIRAは有線LANで常に通信する。
テンキー(読み取り機)は扉の横の壁や柱に付け、E06A・TOBIRAの制御ユニットは管理室などの屋内に置きます。テンキーで暗証番号を確かめると、制御ユニットが開ける信号を送り、信号を受けた電気錠の制御盤や自動ドアの装置が錠やドアを動かします。
500i・700i・9j・900jのRemoteLOCK本体は電池で動き、本体が扉の錠前を直接回します。E06AとTOBIRAは、電気錠や自動ドアの設備に信号を送って動かす点が違います。暗証番号の発行や履歴の確認は、どちらもRemoteLOCKのクラウド管理画面で行います。
扉の種類ごとの構成

扉の設備に合わせて構成を決めます

電気錠・電磁錠
すでに電気錠や電磁錠が付いている扉
E06AかTOBIRAから、今の電気錠の制御盤へ開ける信号を送ります。今の制御盤とつなげられるかどうかは、制御盤の型番と配線の状況で変わりますので、図面か現物の写真をお送りください。電気錠の機能を使わないのであれば、錠前を入れ替えてRemoteLOCK本体を付ける方法もあります。
自動ドア
自動ドアのエントランス
E06A・TOBIRAとも、無電圧接点の出力で自動ドアの装置へ開ける信号を送ります。自動ドアのそばの壁にテンキーを付け、発行した暗証番号でオートロックの自動ドアを開ける使い方です(公式サイトの紹介記事)。
門扉・ゲート
門扉や屋外のゲート
扉の両面が外気にさらされる門扉には、RemoteLOCK本体を設置できません。門扉は、電気錠・電磁錠をTOBIRAかE06Aで動かす構成でご提案しています。雨や雪が直接あたる場所では、完全屋外に対応したTOBIRAをおすすめしています。E06Aのテンキーの防水防塵はIP54相当です。門扉に電気錠が付いていない場合は、電気錠と制御盤の取り付けからのご相談になります。
開け閉めが多い扉
1日50回を超える扉
集合玄関や共用部のように開け閉めの多い扉は、電気錠・電磁錠をE06AかTOBIRAで動かす構成をおすすめしています。錠が電源で動くので、電池交換が要りません。回数ごとのおすすめの構成は 開閉回数と電源の考え方 をご覧ください。
このほか、電磁錠であれば建付けの悪い扉の傾きやすき間を吸収できる場合があります。テンキーは配線がつながれば扉のハンドル付近でなくても付けられるため、RemoteLOCK本体のような框(かまち)の幅や扉の厚みの条件を受けにくくなります。
機種の選び方

E06AとTOBIRAの選び分け

暗証番号の発行や履歴の確認など、クラウド管理画面での操作は、9jとE06A、9j-QとE06A(QR)で共通です。E06AとTOBIRAは、本体に保存できる暗証番号の数、遠隔での解錠、完全屋外への対応などが違います。
次の6つのどれかにあたる扉には、TOBIRAをおすすめしています。どれにもあたらなければ、E06Aで構成できます。E06Aで構成する扉をQRコードで開けたいときは、E06A(QR)をお選びください。比べる点ごとの細かな違いは下の表に、E06Aに要る電源とWi-Fi、配線の長さは「設置に必要なもの」にまとめています。
TOBIRAを選ぶ6つの条件の図。どれかにあたる扉には、TOBIRAをおすすめしている。1 人数が多い。本体に登録する暗証番号が2,000件を超える(E06Aは2,000件まで、TOBIRAは10,000名分まで)。2 その場で開けたい。管理画面からの遠隔解錠や、URLでの解錠(E06Aは対応していない)。3 雨や雪が直接あたる。テンキーを付ける場所が完全屋外になる(E06Aのテンキーの防水防塵はIP54相当)。4 MIFAREカードやEMカードを使う、またはICカードとQRコードを1つの扉で両方使う(E06AのICカードはFeliCaで、本体に登録する方式で10枚まで。クラウド管理画面で管理するには特注)。5 エレベーターを着床階ごとに制御する。6 制御ユニットを置く場所に2.4GHz帯のWi-Fiを用意できず、有線LANでつなぐ(E06AはWi-Fi(2.4GHz帯)、TOBIRAは有線LANとAC100V)。どれにもあたらなければ、E06Aで構成できる。E06AでQRコードを使うときはE06A(QR)。自動ドアの制御と退室の記録は、E06A・TOBIRAとも同じ。
比べる点 選び分け
利用者の人数 本体に保存できる暗証番号の数が違います。E06Aは2,000件まで、TOBIRAは10,000名分まで登録できます。集合玄関をE06Aにすると、この2,000件を部屋数で分け合いますので、50室なら1室あたり40件ほどが上限になります
管理者による遠隔解錠 E06Aは、その場での解錠はできません(次の通信のときに本体に届きます)。TOBIRAは管理画面から遠隔で解錠できます
雨や雪が直接あたる場所 TOBIRAは完全屋外に対応します。E06Aはテンキーの防水防塵がIP54相当で、制御ユニット(コントローラーユニット)は屋内専用です(使用温度0〜40℃)
解錠の方法 E06Aは暗証番号とICカード(FeliCa。本体に登録する方式で10枚まで)、E06A(QR)は暗証番号とQRコードです。E06AのICカードをクラウド管理画面から管理したい場合は特注での対応になり、納期と費用が変わります。TOBIRAは、設置するリーダーの種類によって、暗証番号に加えてQRコードやICカード(FeliCaカード、またはEMカードなど)が使えます。URLでの解錠にも対応します
自動ドアの制御 E06A・TOBIRAとも、無電圧接点の出力で制御します
エレベーターの制御 E06Aは、呼びボタンを押せる状態にするかどうかの切り替えになります。着床階ごとの制御はTOBIRAで、制御のルールによっては追加の基板が必要です
退室を含む入退室の記録 入室側と退室側にリーダーを1台ずつ置く構成になります。E06A・TOBIRAとも同じです。クラウドの月額利用料は台数に応じてかかり、TOBIRAはリーダーの数で数えますので、退室側に置く分も月額がかかります
電源と通信 TOBIRAはAC100Vと有線LAN、E06Aは24Vの電源とWi-Fi(2.4GHz帯)です
TOBIRAはネットワークの設定を施工パートナーが行いますので、お客様側での施工はできません。解錠の方法ごとの対応機種は 解錠方法と対応機種 にまとめています。
※ 暗証番号には、本体に保存できる数のほかに、ご契約の料金プランで発行できる数の上限と、1回の通信で本体へ降ろせる数の上限があります。プランごとの数は 利用料金のご案内、通信の間隔は ハートビート通信のしくみ をご覧ください。
※ TOBIRAのクラウドの月額利用料は、個別にお見積りします(見積書・請求書・領収書)。
費用の目安

E06AとTOBIRAの費用の目安

扉の設備と台数で変わるため、正式な金額はお写真か図面を拝見してからご提示します。目安は次のとおりです。
E06A・E06A(QR) TOBIRA
初期費用 50万円〜(税抜) 1ゲートあたり材工込みで約100万円。電源100Vと有線LANの敷設費用は別途かかります
クラウドの月額利用料 1台あたり2,000円(税抜) 個別にお見積りします
納期 在庫があれば1か月程度 個別にご案内します
※ 目安は取り付けを確約するものではありません。費用の内訳とご依頼の方法は RemoteLOCK・TOBIRAの価格とお見積り をご覧ください。
停電と非常時

停電と非常時の動き

TOBIRAは電気錠制御盤の外部タイマー制御の入力へ信号を送る。自動火災報知設備と非常開放装置も制御盤に接続し、連動は制御盤が担う。停電したときに開くか閉じるかは電気錠の種類と設定で決まる。
停電したときに解錠のままにするか施錠のままにするかは、電気錠・電磁錠の種類と設定で決まり、施工のときに決めます。自動ドアの停電時の動きは、自動ドアの装置の仕様で決まります。
火災報知器や非常開放装置との連動は、電気錠の制御盤で行います。TOBIRAは、制御盤の外部タイマー制御の入力へ信号を送って錠を開け閉めします。
避難経路にあたる扉の施解錠は、消防法と建築基準法に関わります。どの扉が該当するかは建物の用途と扉の位置で変わりますので、計画の早い段階で、設計者、建築確認を行う窓口、所轄の消防署にご確認ください。停電や通信障害のときの動きは 停電と通信障害のときの動き にまとめています。
必要なもの

設置に必要なもの

  • E06A・TOBIRAの制御ユニット。テンキーから配線でつながる屋内に置きます。E06Aはテンキーから最大100mまで離せます
  • 電気錠の制御盤。錠を動かす電源と制御のために必要です。今の電気錠を使う場合は、今の制御盤につなぎます
  • 電気錠・電磁錠。付いていない扉では、錠と制御盤の取り付け工事が必要です
  • 電源と通信。TOBIRAはAC100Vと有線LAN、E06Aは24Vの電源とWi-Fi(2.4GHz帯)です。E06Aは、制御ユニットを置く場所までWi-Fiが届く必要があります
  • テンキーを付ける部分の加工と、配線の工事
E06A の配線材や付属しない部材、動作モードの設定は、E06A・E06A(QR)の取り付け資料 にあります。
※ TOBIRAの機器を収めるボックスには、本体・リレー基板・電源ユニットが入ります。目安のサイズは縦300mm×横250mm×深さ120mm程度で、構成によって前後します。
お見積りとご相談

扉の写真か図面からご案内します

費用の目安は RemoteLOCK・TOBIRAの価格とお見積り をご覧ください。取付可否の見立てとお見積りは、フォームから承ります。今の電気錠や自動ドアがある場合は、制御盤と自動ドアの装置の型番がわかる写真もあわせてお送りください。
取り付けの可否とお見積りを依頼するとき
扉と錠前のお写真か図面をお送りください。扉が複数あるとき、設計段階で図面しかないとき、TOBIRAをご検討のときも、ここから進めます。
開け閉めの多い扉では、想定される1日あたりの施解錠回数と、同時に何名の方が利用されるかを、ご利用の用途とあわせてお知らせください。ご案内する構成が変わります。

最終更新

この記事は役に立ちましたか?

0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています

記事で解決しないときは

問い合わせフォーム(24時間受付)か、お電話でご相談ください。