ご依頼を受けたとき
取り外したあとの扉
RemoteLOCKを取り外したあと、扉に何が残り、元の錠前・サムターンに戻すには何が要るかを機種ごとにまとめています。原状回復の見積りや撤去工事をお引き受けになる施工パートナー・鍵屋さんと、管理会社の方に向けた記事です。対象は 500i・700i・9j・900j・9j-Q・900j-Q・E06s(ウエスト製)と、販売を終えた 8j です。900j・900j-Q は 9j・9j-Q と外観・取り付け方・設置条件が同じです。サポート窓口でのご案内をもとに、2026年9月時点の内容で書いています。
貸主・借主の方向けの説明は別の記事にあります。 工事の前に貸主の承諾を得ることや、扉を加工しない取り付け方は、賃貸物件へのRemoteLOCK設置|原状回復と穴あけ加工の考え方 にまとめています。取り外しの前に行うクラウドからの削除と本体の初期化の順番は、取り外し・移設を頼まれたとき をご覧ください。
機種と取り付け方
機種ごとに扉に残るもの
扉に残るものは、機種と取り付け方で決まります。見積りの前に、どの機種がどの方法で付いているかを確かめてください。
| 機種・取り付け方 | 取り外したあとの扉 | 戻すときに要るもの |
|---|---|---|
| 500i | 取り付けには穴あけが必須です。取り外すと穴が残り、元の状態に戻すのは難しい機種です。 | 市販の鍵穴隠しの部品(ブランクローズ)で穴を塞ぎます。MIWA(美和ロック)の MIWA-HM などが使えます。取り外しと穴隠しには施工が要ります。 |
| 700i | ハンドル一体型で、既存のドアハンドルを外して付けています。本体を外すと、ハンドルも一緒になくなります。 | 別のドアノブ・錠前を新しく付けます。 |
|
9j・900j アウタープレート施工 |
両面テープで固定するので、扉に新しい穴を開けていません。取り外すと、対応する錠前(既存のシリンダーと物理鍵)が残ります。両面テープを剥がした跡が残ることがあります。 | 錠前はそのまま使えます。 |
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9j・900j 対応する錠前に交換して取り付け |
取り付けのときに交換した対応錠前(シリンダー鍵付き)が残ります。元の錠前には戻りません。 | 交換した対応錠前(シリンダー鍵付き)をそのまま使えます。 |
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9j・900j 穴あけ施工 |
扉に取り付けの穴が残ります。 | 撤去の流れは 元の錠前・サムターンに戻す作業 へ。 |
| 9j-Q・900j-Q | 穴あけと外部電源(DC7V)の工事を伴います。配線をモールで露出させていることがあります。 | 元の錠前・サムターンに戻す作業 へ。 |
| E06s | 扉の取っ手側に大小6か所ほど穴が開いています。元の状態には戻せません。 | カバープレートなどを金物店に注文して、穴を覆います。 |
| 8j(販売終了) | 本体のほか、リードスイッチなどの関連部材が付いています。 | 元の錠前・サムターンに戻す作業 の3項目で戻します。 |
※ ブランクローズは弊社の取扱商品ではありません。品番は錠前に合わせて選んでください。
※ 扉の材質や強度によっては、取り付けのときに本体と扉のあいだに補強のプレートを挟んでいることがあります(賃貸物件へのRemoteLOCK設置)。
※ アウタープレート施工の部品と手順は アウタープレートでの取り付け、外部電源化の配線は 9j系・900j系の外部電源化 にあります。E06s の穴の位置は E06s・8j-Fsの取り付け資料 の「戸加工納まり」で確かめられます。
握り玉(円筒錠)の扉に付けた9j
握り玉(円筒錠)の扉には、アウタープレート施工ができません。9j を付けるときは、少なくともレバーハンドル錠(MIWA LA)への交換と穴あけが要ります。握り玉はシリンダーが独立していないためです。取り外したあとも、交換したレバーハンドル錠は扉に残ります。
撤去工事の項目
元の錠前・サムターンに戻す作業
8j の撤去工事の項目を例に、元の錠前・サムターンに戻す作業の流れを示します。
1 本体と関連部材を外す
RemoteLOCK本体と、リードスイッチなどの関連部材を取り外します。
2 物理錠を使える状態に戻す
既存の物理錠が鍵で開け閉めできるように戻します。室内側はサムターンを付け直します。元のサムターンが保管されていなければ、新しく付けます。
3 扉のネジ穴を埋める
本体や部材を留めていた扉のネジ穴は、シール材などで埋めます。
取り外しの前に、クラウドからの削除と本体の初期化を済ませているか確かめます。 手順は 取り外し・移設を頼まれたとき と クラウド契約の解約|デバイスの削除・料金プランのキャンセル・本体の初期化 にあります。
取り付けのときから
外した部品の保管
取り付けのときに外した錠前・ドアハンドル・サムターン・ドアガード(ドアチェーンなどの補助金具)を保管しておいてもらえば、退去のときに戻す工事ができます。
付け替えのとき
既設の電子錠の穴の流用
扉に付いている面付けの電子錠(スマートロック)を外して RemoteLOCK に付け替える場合、既存の穴はそのまま使えず、新しい切り欠きが要ります。同じ型の機種への付け替えなら、穴を流用できることもあります。ただし 5i は販売を終えているため、同じ型には付け替えられません。流用できるかどうかは、現地を見て施工パートナーが最終的に判断します。
取り付けられるかの一次判断は、ドアの画像送付フォーム(扉が複数の種類なら 複数ドア情報フォーム)から写真を送っていただければお答えします。
500i
取り外さずに残す選択
500i は、取り外さずに扉に付けたまま退去する選び方もあり、その場合は穴を塞ぐ工事が要りません。費用の考え方は 賃貸物件へのRemoteLOCK設置 の「500iは、設置したまま残す選択もあります」にあります。
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