できることと運用

500iの簡易オートロック|タイマー式の仕組みと半ドアを避ける運用

RemoteLOCK 500i のオートロックは、解錠してから設定した時間が経つと施錠する仕組みです。扉が閉まったことは検知していません。

時間が来たときに扉が開いていると、かんぬき(デッドボルト)が出たまま扉を閉めることになり、半ドアになります。この点が残るため、弊社では「簡易オートロック」と呼び分けています。

 

この記事の対象は RemoteLOCK 500i です。
※廃盤のRemoteLOCK 5i も同じタイマー式です

 

タイマー式の動き

500iのオートロックの動き。暗証番号で解錠すると設定した時間のカウントが始まり、時間が来るとかんぬきが出て施錠します。

500i は、かんぬき(デッドボルト)を扉の側面から出して施錠します。扉が閉まっているかどうかを見るセンサーは付いていません。動きは次の順番です。

  1. 解錠する(暗証番号、サムターン、物理鍵、クラウド管理画面からの解錠)
  2. 設定した時間が経つ
  3. 扉が開いていても閉まっていても、かんぬきが出る

 

半ドアが起きる仕組み

半ドアが起きる仕組み。扉が閉まっていればかんぬきは枠の穴に入りますが、扉が開いたまま時間が来るとかんぬきが出たままになり、扉を閉めようとしても枠に当たります。

半ドアになりやすいのは、扉を開けたままにする時間が長い場面です。

  • 荷物の搬入や搬出で、扉を開けたまま往復する
  • 清掃やメンテナンスで、扉を開けたまま作業する
  • 内見や立ち会いで、扉を開けたまま説明する

いずれも、オートロックまでの時間を短く設定しているほど起こりやすくなります。半ドアになると、扉が閉まりきらず、施錠もされない状態になります。かんぬきが枠に当たった状態で無理に扉を閉めると、故障の原因になります。

 

機種ごとの施錠のきっかけ

機種ごとの施錠のきっかけ。500iはタイマーだけ、700iはラッチ、9j・900j・8j・E06は扉の開閉を検知して施錠します。

機種 施錠のきっかけ
RemoteLOCK 500i 解錠してから設定した時間の経過。扉の開閉は検知しません
RemoteLOCK 700i ドアノブ一体型のラッチが働き、扉が閉まると施錠します
RemoteLOCK 9j / 900j / 8j / WEST E06 リードスイッチと磁石で扉が閉まったことを検知してから施錠します

閉め忘れを確実に防ぐ必要がある場合は、500i ではなく 700i や 9j/900j をご検討ください。

9j/900j の検知の仕組みは オートロックがかからないとき をご覧ください。

 

オートロックの設定項目

解錠のきっかけごとに設定が分かれます。暗証番号での解錠、サムターン・物理鍵での解錠、クラウド管理画面からの解錠は、それぞれ別の項目です。

設定は、クラウド管理画面のデバイス詳細、RemoteLOCK KLアプリ、本体のキーパッド操作から変更できます(サムターン操作後オートロックまでの時間は、KLアプリでは変えられません)。

  • オートロック(有効、無効、スケジュール)とオートロックスケジュール
  • オートロックまでの時間(5秒 から 30分 の範囲)
  • サムターン操作後オートロックまでの時間(上の項目とは別枠です。0 を入れると働きません)
  • ネットワーク解錠後のオートロック(クラウド管理画面から解錠したときに働かせるかどうか)

手順は次の記事をご覧ください。

 

時間の決め方と半ドアを避ける運用

オートロックまでの時間の目安。短い設定は半ドアが起きやすく、長い設定は施錠されていない時間が長くなります。

  • 出入りにかかる時間より長い設定にします。短い設定は、暗証番号を押してすぐ入る使い方に向きます。
  • 荷物の出し入れや清掃が入る運用では、10分や30分といった長めの設定にして、退室後しばらく経ってから施錠される形にします。あわせて、退室時に外側から手動で施錠していただく案内を掲示すると、施錠されていない時間を短くできます。
  • 清掃やメンテナンスの時間帯は、オートロックスケジュールで外しておく方法もあります。

 

機種選定のご相談

扉の状況によって取り付けられる機種が変わります。取付可否の見立てとお見積りは、ドア写真・図面ご提出フォーム から承ります。扉のパターンが複数ある場合や、設計中で図面しかない場合も、同じフォームから進めます。

最終更新

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