取り付けのあと / 施工パートナー・施工会社向け
Wi-Fi設定に立ち会うとき・開通していない現場
オーナー様(施主様)のWi-Fi設定に立ち会うときや、頼まれて代わりに設定するときに、その場で「つながった」と言える確かめ方と、つながらないときに現地で見るところをまとめたページです。インターネットがまだ開通していない現場での進め方も載せています。施工パートナー・施工会社の方向けで、対象は RemoteLOCK 500i・700i・9j系・900j系です。サポート窓口に寄せられた施工店からのご相談と、今のヘルプの記事をもとにまとめています。設定の手順そのものは Wi-Fiへの接続手順 にあります。
最初に
役割の分け方
Wi-Fiの接続設定と、クラウド管理画面のアカウント作成・デバイスの登録は、オーナー様の作業です。設置と引き渡しの流れ では、施工店が取り付けと施錠・解錠の確認、シリアルナンバーの対応表・保証書・物理鍵(500i・700i)の引き渡しまでを受け持ち、そのあとのWi-Fiの接続設定、アカウントの作成、デバイスの登録をオーナー様が行います。
このページは、オーナー様の設定に立ち会うときや、頼まれてWi-Fiの設定を代わりに行うときにお使いください。取り付け直後の動作確認(140と初期の暗証番号での施錠・解錠)は 取り付け後の動作確認 にあります。
接続を確かめるには、クラウドへの登録が要ります。 クラウド管理画面にデバイスが登録されていない本体は、サポート窓口でも、つながったかどうかを確かめられません。立ち会いで接続まで確かめる場合は、オーナー様のアカウント作成とデバイスの登録も、その日のうちに済ませていただく段取りにします(クラウド管理画面の初期設定)。
準備
設定の前に用意するもの
Wi-Fiの設定は、新しい電池と、つなぐWi-Fiの情報をそろえてから始めます。つなぐWi-Fiの条件と、オーナー様に前もって聞いておくことは 施工の前に確かめるWi-Fi にまとめています。
用意するもの
□ 新しいアルカリ電池(設定する本体の分)
□ つなぐWi-Fiの名前(SSID)とパスワード。2.4GHz帯のもの
□ 本体のプログラミングコード(初期値は123456。変えている場合は変えた番号)
□ Wi-Fiにつなげるスマートフォンかパソコン
□ オーナー様のクラウド管理画面にデバイスが登録されていること(その場で接続まで確かめる場合。操作はオーナー様)
新しいアルカリ電池で設定する
Wi-Fiの設定は、新しいアルカリ電池で行います。設定のあいだは通常より電池を多く使い、電圧が足りないと、コマンドが通らなかったり、設定に使う本体のWi-Fi(LSシリーズの「RemoteLOCK-xxxxxxx」など)が一覧に出なかったりします。電池の選び方は 電池の選び方と持ちの目安 を、900jの電圧の目安は 900jの電池の電圧と動作 をご覧ください。
電池を入れた直後は、本体がWi-Fiの電波を探していて、テンキーの入力を拾いにくいことがあります。設定のコマンドが赤いランプではじかれるときは、少し時間を置いてから入力し直してください。
※ KLシリーズ(500i・700i・900j)で、Wi-Fi設定のリセット(312)やWi-Fi接続モード(320)のあとに赤いランプが点くのは、Wi-Fiがまだ設定されていないことを示すもので、エラーではありません(Wi-Fiへの接続手順)。
500iを複数台まとめて設定するとき
500iを何台も続けて設定すると、本体が出すWi-Fi(KoreLock_Wifi)が同じ名前で並び、どれがどの本体かを見分けられません。一覧の名前に、本体を見分ける番号が出ないためです。
1台ずつ設定し、次の本体に進む前に、設定の済んでいないほかの本体の電池を抜いて電波を止めるか、8分以上待ってから次の本体の設定を始めます。
確認
その日のうちに確かめること
その場で「つながった」と言えるのは、クラウド管理画面の「イベント」に、本体で行った操作の記録が上がったときです。デバイスの表示が「接続」になっただけでは足りません。「デバイスネットワークの接続開始」や同期成功の記録だけが出て、解錠や施錠の記録が出ていない状態は、まだ通信できていません。
次の順に確かめます。
1 Wi-Fiを設定する
Wi-Fiへの接続手順 のとおりに本体をWi-Fiにつなぎ、設定の画面に「Connection complete」と出ることと、本体の音とランプで接続できたことを確かめます。
2 411で通信させる
本体で411を入力し、その場でクラウドと通信させます。プログラミングコードは要りません。押し方は、500iが「411 → 上部楕円ボタン」、700iが「* → 411 → *」、9j系・8j系・E06系・900j系が「411 → ✓」です(5iは500i、7iは700iと同じ押し方です)。1分ほど待ってから、クラウド管理画面を読み込み直します。表示が変わるまで30分ほどかかることもあります(Wi-Fiが「切断」と表示されるとき)。
ポイント
・700iは、はじめに*を押します。「411 → *」だけでは暗証番号として読まれ、通信しません。
・700iは、はじめに*を押します。「411 → *」だけでは暗証番号として読まれ、通信しません。
3 テスト用のアクセスユーザーで解錠する
オーナー様にテスト用のアクセスユーザーを作っていただき(アクセスユーザーの追加)、施工店が本体で411を入力して同期させます。クラウドで作った暗証番号は、本体に同期されるまで使えません。イベントに同期成功が出たら、テスト用の暗証番号で解錠します。
※ LSシリーズ(9j系など)は、アクセスユーザーを登録すると初期のローカルPIN(1234)が自動で消えます(ローカルPIN)。
※ LSシリーズ(9j系など)は、アクセスユーザーを登録すると初期のローカルPIN(1234)が自動で消えます(ローカルPIN)。
4 イベントで確かめる
オーナー様と一緒にイベントを確かめます。同期成功、テスト用の暗証番号での解錠、オートロックの記録が上がるかを確かめます。扉の開閉を検知する700i・9j系・900j系では、扉の開け閉めの記録も出ます。500iのオートロックはタイマー式で、扉の開閉の記録は出ません。操作の記録が出ていれば、その本体はクラウドと通信できています。イベントの項目の意味は イベント履歴の見方 に、オートロックの方式の機種ごとの違いは 500i・700i・9jのオートロックの違い にあります。
411のあとのランプ(KLシリーズ)
KLシリーズ(500i・700i・900j)で411を入力したあと、ランプが緑色に点けば通信できている目安です。最後はイベントに操作の記録が上がったことで確かめます。電池を入れた直後は入力を拾えずに赤になることもあるので、少し待って411をもう一度入力し、それでも赤ならエラーです(新しいアルカリ電池で設定する)。Wi-Fiの設定をやり直したら、411で緑色に点いてつながった例があります。赤色のままのときは、次の切り分けに進みます。
切り分け
つながらないときの現地の切り分け
どこで止まっているかで、見るところが変わります。起きていることに近い行から確かめてください。
| 起きていること | 現地で見るところ | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| 本体のWi-Fiが、スマートフォンやパソコンの一覧に出てこない | 電池が新しいか。電池を入れた直後なら少し待つ。Wi-Fi接続モード(320)のあと5分以内につないでいるか。 | Wi-Fiの設定でつながらないとき |
| 500iを複数台設定していて、どの本体のWi-Fiかわからない | ほかの本体の電池を抜いて電波を止めるか、8分以上待つ。 | 500iを複数台まとめて設定するとき |
| 「Connection Failed.」とエラーの番号が出る | エラーの番号を控える。パスワード、2.4GHz帯のWi-Fiを選んでいるか、ルーターの設定。 | Wi-Fiの設定でつながらないとき |
| 「Connection complete」と出たのに、イベントに操作の記録が上がらない(KLシリーズは411で赤いランプ) | 411を何度か試す。ルーター自体がインターネットに出られているか(下の項)。Wi-Fiの設定のやり直し。 |
ルーターがインターネットに出ているか Wi-Fiが「切断」と表示されるとき |
ルーターがインターネットに出ているか
本体の設定は終わったのにクラウドとつながらないときは、パソコンを同じWi-Fiにつなぎ、ルーター自体がインターネットに出られているかを確かめます。回線の開通やONU(光回線の終端装置)の状態に問題があると、本体の設定をやり直してもつながりません。回線とルーターのことは、オーナー様から、ご契約のインターネットプロバイダーやネットワークの業者に確かめていただきます。
ルーターで切っておく設定(バンドステアリング・ステルス・省電力)と電波の強さの目安は 無線LAN、Wi-Fi、設置場所、ネットワークの要件 にあります。
サポート窓口に伝えること
現地で解決しないときは、表示されたエラーの番号を控えて、サポート窓口 へご連絡ください。あわせて、機種とシリアルナンバー、ルーターのメーカーと機種、中継機を使っているかどうか、ここまでに試したことを伝えていただくと、状況を確かめやすくなります(Wi-Fiの設定でつながらないとき)。
※ クラウド管理画面にデバイスが登録されていない本体は、サポート窓口でも通信の状態を確かめられません。
開通前
Wi-Fiが開通していない現場
取り付けの日にインターネットが開通していない現場は、珍しくありません。開通までは、本体に登録した暗証番号(ローカルPIN)で解錠でき、取り付け直後の動作確認もこの番号で行います(ローカルPIN)。
ローカルPINでの動作確認
初期のローカルPINは、LSシリーズ(9j系など)が「1234」、KLシリーズ(500i・700i・900j)が「4321」です。機種ごとの押し方は 設置後の確認 をご覧ください。
開通していない間も、防犯のため、プログラミングコードは初期値の123456から変えておきます。変えた番号は控えておき、引き渡しのときにオーナー様へお伝えします。開通後のWi-Fi設定で使います(プログラミングコード|初期値・確かめ方・変え方)。
オーナー様に伝えておくこと
Wi-Fiにつながっていない本体は、電波を探し続けるため、電池の減りが早くなります。クラウドにつながるまでは解錠の履歴が残らず、電池残量の低下のお知らせも届きません。開通の予定をオーナー様と確かめ、開通したら早めにWi-Fiを設定していただきます(ローカルPIN の「続けて使う前のご注意」)。
ポケットWi-Fiで仮につなぐとき
開通の前にポケットWi-Fiで仮にWi-Fiを設定し、開通のあとで施設のWi-Fiに設定し直した例があります。ポケットWi-Fiなどモバイル回線のルーターは、製品によって使えないものがあります(無線LAN、Wi-Fi、設置場所、ネットワークの要件)。つなぐWi-Fiを替えるときは、Wi-Fi設定のリセット(312)とWi-Fi接続モード(320)から、設定をやり直します(Wi-Fiへの接続手順)。
暗証番号を変えるたびにテザリングにつなぐ運用はおすすめしません。 つなぐWi-Fiを替えるたびに312・320から設定をやり直す必要があり、本体はつないでいない間も電波を探して電池が減ります。つないでも、411などで通信が起きるかハートビートの時刻になるまでは同期されません(ハートビート通信のしくみ)。一時的な切り分けにテザリングを使う方法は Wi-Fiが「切断」と表示されるとき にあります。
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