取り付けの前に / 施工パートナー・施工会社向け
施工の前に確かめるWi-Fi
RemoteLOCKを取り付ける前に、施主(オーナー様)に聞いておくWi-Fiのことと、取り付け位置の電波の確かめ方、中継機を使うときの注意をまとめたページです。Wi-Fiの設定に立ち会う、または代わりに行う施工パートナー・施工会社の方に向けた内容で、Wi-Fiでつなぐ機種(500i・700i・9j系・900j系・E06系。販売を終えた5i・7i・8j系も含みます)が対象です。TOBIRAは有線LANでつなぎます(TOBIRAの場合)。
ルーターの設定の詳しい条件は、施主向けの記事にあります。 無線LAN、Wi-Fi、設置場所、ネットワークの要件 に、周波数帯・暗号化・ポート・電波の強さの目安などをまとめています。施主には、この要件の記事をそのままお渡しいただけます。
取り付けの日までに
施主から前もって聞いておくこと
RemoteLOCKは2.4GHz帯のWi-Fiでクラウドにつながります。Wi-Fiの設定には、施主が用意したアクセスポイント(ルーター)のSSIDとパスワードが要ります。現地でSSIDやパスワードがわからないと設定が進まないので、取り付けの日までに次のことを施主に確かめておいてください。
施主に確かめること
□ 2.4GHz帯のアクセスポイントのSSIDとパスワード。RemoteLOCKは5GHz帯にはつながりません
□ パスワードのある回線で、施主が自分で設定を変えられる回線であること(使えない回線)
□ RemoteLOCKだけをつなぐ2.4GHz帯のSSIDを用意できるか(SSIDの分け方)
□ ルーターの設定(使えない回線と、ルーターで切っておく設定 の表と注記のとおり)
□ ルーターの置き場所と、取り付け位置まで電波が届くか(電波の確かめ方)
本体を交換してWi-Fiを設定し直すときも、同じ情報が要ります。サポート窓口から交換を頼まれた現場でも、現地のSSIDとパスワードを施主から共有してもらってください。
※ 施主が設定するときの手順は Wi-Fiへの接続手順 に、設定の途中でつながらないときの確かめ方は Wi-Fiの設定でつながらないとき にあります。
つながらない原因を先に外す
使えない回線と、ルーターで切っておく設定
パスワードのない回線(フリーWi-Fiなど)にはつながりません。そのほか、施工の現場でつまずきやすいのは次の3つです。取り付けの前に、施主から回線の提供元やルーターのメーカーに確かめてもらってください。
| 回線・設定 | 起きること | 施主にお願いすること |
|---|---|---|
| 建物の共用の回線で、自分でパスワードなどを設定できない回線 | 使えないことがあります。ほかの利用者の使い方で、遅れや切断が起きることもあります | 自分で設定できる回線を用意する |
| エンタープライズ(法人向けの認証)のWi-Fi | Wi-Fiの設定で「Connection Failed.」のエラー5になります | WPA2(PSK)のSSIDを用意する(LSシリーズはWPA・WEPにも対応) |
| バンドステアリング(5GHz帯と2.4GHz帯の自動の切り替え) | 接続の手続きに失敗し、オフラインのままになることがあります | 切っておくか、2.4GHz帯だけのSSIDを作る |
ほかに切っておく設定(ステルス・省電力)は 要件の記事の「ルーターで切っておく設定」 にあります。
※ IPアドレスは、ルーターのDHCPで1台に1つ割り当てられるので、設置する台数分のIPアドレスが要ります。本体の側で固定のIPアドレスは設定できません。ポートとモバイルルーターの可否は 要件の記事の「ネットワークの条件」 をご覧ください。
専用のSSID
RemoteLOCK用のSSIDの分け方
RemoteLOCKだけをつなぐ2.4GHz帯のSSIDを用意してもらうことをおすすめします(理由は 要件の記事の「おすすめの設定」)。防犯カメラと同じSSIDにつないでいた現場で、切断が続いた例があります。カメラなどは5GHz帯に分けてもらってください。
SSIDは、RemoteLOCK1台ごとに1つ用意する必要はありません。複数台を同じSSIDにつないでもかまいません。
取り付け位置で測る
取り付け位置の電波を確かめる
取り付ける扉の位置で、スマートフォンを施主のWi-Fi(RemoteLOCKをつなぐSSID)につなぎ、電波の強さと通信の速さを見ます。LSシリーズ(5i・7i・8j系・9j系・E06系)では、本体の設定の画面(192.168.0.1)のWi-Fiの一覧の「Strength」で、電波の強さがわかります。
電波は弱すぎても、ルーターのすぐ近くのように強すぎても「切断」になることがあります。強さの数値の目安(dBm)は 要件の記事の「ルーターの置き場所と電波」 をご覧ください。
スマートフォンがつながっても、RemoteLOCKが安定するとは限りません。 スマートフォンの通信と速さは普通なのに、RemoteLOCKが切断を繰り返した例があります。スマートフォンで電波が弱いとわかった場合は、取り付けの前にルーターの置き場所や中継機を施主と相談してください。
500i・700iの本体の電波
700iでは、Wi-Fiの設定のとき、スマートフォンに出る本体のWi-Fi(KoreLock_Wifi)の電波の表示(アンテナの本数)が最大にならない場合は、本体から出ているアンテナ線と電池カバーの接続を付け直します。なお、500iのWi-Fiの電波を受ける部品は、屋内側(サムターン側)の本体に入っています。
※ ルーターの置き場所の考え方(本体から約9m以内で見通せる場所、電子レンジなど2.4GHz帯の機器を避ける)は 要件の記事の「ルーターの置き場所と電波」 にあります。
届かない部屋があるとき
中継機を使うとき
基本は、RemoteLOCKに直接Wi-Fiが届く位置にルーター(アクセスポイント)を置いてもらいます。長い廊下の中央にアクセスポイントを置いた施設で端の部屋が切断しやすかった例や、角部屋に届けるために中継機を足した例があります。十分な電波の強さは、施主からネットワークの業者に相談して確保してもらってください。
中継機を選ぶ・置くときの注意
- 弊社として推奨しているルーター・中継機の機種はありません。機種ごとの検証はしていません。
- 中継機に、MACアドレスなどで通信を通さない機能がある場合は、無効にしておいてください。
- 置く位置の例:内廊下の中央に中継機を置き、各階の端の部屋のRemoteLOCKが中継機につながるようにして、切断が減った例があります。
- モバイルルーターを使っている場合は、中継機を足す前に、ルーターと本体を近づけてみてください。
- 中継機やアクセスポイントを増やしたときは、本体のWi-Fiの設定をやり直します(Wi-Fiが「切断」と表示されるとき)。
中継機を使う現場で「切断」になるとき
中継機を使う施設では、本体のWi-Fiの設定ができても、クラウド管理画面で「切断」のままになることがあります。中継機の電波の状態を示すランプが赤色か消えている場合は、中継機がルーターから離れすぎている、親機の電波を受けられていない、中継機の設定をやり直す必要がある、のどれかが考えられます(Wi-Fiの設定でつながらないとき)。
中継機を使う構成でも、切断の原因が本体のファームウェアで、更新して直った例があります。中継機だけが原因とは限りません。切断が続くときは、下の「サポートに電波の記録を見てもらう」のとおり、機種とシリアルナンバーを添えてご依頼ください。
取り付けのあとの確認
サポートに電波の記録を見てもらう
サポートでは、本体の記録から電波の強さの移り変わりを見られます。中継機を置いたあとなどに電波が足りているかを確かめたいときは、サポート窓口のお問い合わせフォーム から、機種とシリアルナンバーを添えてご依頼ください。サポートで確かめて、結果をお知らせします。
※ シリアルナンバーの場所は シリアルナンバーがわからないとき をご覧ください。
有線LAN
TOBIRAの場合
TOBIRAはWi-Fiでは使えません。有線のLANケーブルで、インターネットに常時つなぐ必要があります。LANの側の設定(固定のIPアドレス・ポート)は 要件の記事の「TOBIRAのネットワーク要件」 に、配線とシステムの構成は TOBIRAの接続と振る舞い にあります。
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