使い方 / 共用ドア・ドアグループ・設置場所
オフィスや学校、ジムなどで番号を発行する前に、「入室範囲の設計シート」で、どの扉に、誰が、何曜日の何時に入れるかを書き出してください。書き出した表から、クラウド管理画面で作るドアグループ・アクセススケジュール・デバイススケジュールが決まり、入れる範囲の漏れや割り当ての重なりを防げます。
対象:オフィス・学校・クリニック・介護施設・ジムなどで、RemoteLOCK の番号の出し方を決める運用担当の方と、導入を手伝う施工会社・販売店の方
こんな場面でお使いください
オフィス:部署によって、入れる扉を分けたいとき
たとえば、本社の 1F エントランス、4F 執務室、4F サーバー室に RemoteLOCK を付ける場合です。社員は全員エントランスと執務室に入れて、サーバー室には情報システム部だけが入れるようにします。営業部は平日の 7:00〜22:00 だけ、清掃は月・水・金の 18:00〜21:00 だけ入れるようにしたい、という場面です。
シートでは、部署と清掃を1行ずつ書き、入れる扉に○を付けます。○の並びが同じ部署は、1つのドアグループにまとめられます(下の「2.」の図)。部署やフロアが多いときは、フロアごとと部署ごとにグループを分ける方法もあります(数百名以上のオフィスでのグループ設定)。
学校・クリニック・介護施設:職員・業者・来訪者で、入れる時間を分けたいとき
たとえば、職員は職員通用口と事務室にいつでも入れて、点検や清掃の業者は決まった曜日だけ、来訪者や保護者は訪問の時間だけ入れるようにする場面です。登校や診療の時間には、通用口を開けておきたいこともあります。
シートでは、職員・業者・来訪者を1行ずつ書きます。決まった曜日に来る業者はアクセスユーザーにアクセススケジュールを組み合わせ、作業の日だけ来る業者や来訪者はアクセスゲストで発行します。通用口を開けておく時間は「扉の一覧」に書き、デバイススケジュールで設定します。休校日は「使えない日」に書いて、アクセス不可日に入れます(学校・クリニック・介護施設でのスマートロック導入)。
ジム・フィットネス:会員とスタッフで、入れる範囲を分けたいとき
たとえば、会員はトレーニングルームの入口だけ、スタッフはバックヤードにも入れるようにする場面です。曜日や時間帯を限った会員の種類があるときは、その種類ごとに1行を書き、使える曜日と時間を決めます。
会員制のジムでは、会員の方ごとにアクセスユーザーを発行します。予約制のジムで予約システムと連携し、予約ごとに番号を出す場合は、連携のしかたによってはドアグループを指定できません。入口も一緒に開けられるようにするときは、共用ドアを使います(ジム・フィットネス・スタジオでのスマートロック導入、共用ドアとドアグループの違い)。
引っ越し・扉の追加・担当の交代のとき
いまの設定をシートに書き出しておくと、どこを変えればよいかが分かります。レイアウトが変わって変更する人が多いときは、本体への反映に時間がかかることがあります。新しいフロアを足して反映を確かめてから、古いフロアを外してください。担当が替わるときは、管理者の引き継ぎシート と一緒に渡すと、入れる範囲の決め方まで引き継げます。
1. 設計シートをダウンロードしてください
Excel には4枚のシートが入っています。「入室範囲の表」は A4 横、ほかの3枚は A4 縦で、どれも1枚に印刷できるように設定してあります。
- RemoteLOCK 入室範囲の設計シート(Excel):表紙・扉の一覧・入室範囲の表・設定に置き換える の4枚が入っています
- 入室範囲の設計シート 見本(PDF):記入例を入れた4枚を、印刷したときの形で見られます
- 表紙:施設、設置場所、扉の数、利用者のグループ、使い始める日、担当を書き込みます。
- 扉の一覧:1行が1台です。クラウドでのデバイス名、設置場所、フロア、機種と、扉を開けておく時間帯、必ず施錠する時刻を書きます。
- 入室範囲の表:1行が1つの利用者のグループです。入れる扉に○を付け、使える曜日と時間、使えない日を書きます。扉の見出しは「扉の一覧」から自動で入ります。
- 設定に置き換える:作るドアグループとアクセススケジュールの一覧と、設定する前のチェック7項目です。
このシートには、暗証番号・ICカードの番号・ログインのパスワードを書かないでください。利用者は、氏名ではなくグループの名前で書きます。
2. 入室範囲の表に、グループごとに書き出してください
- 「扉の一覧」に、扉をクラウドでのデバイス名で書きます。
- 「入室範囲の表」に、利用者のグループを1行ずつ書きます。部署や職種、業者、来訪者など、入れる扉か時間が違う人ごとに分けます。
- 番号の種類を選びます。社員やスタッフなど、期間を決めずに使う人はアクセスユーザー、来訪者や作業の日だけ来る業者など、期間を決めて使う人はアクセスゲストです。
- 入れる扉に○を付けます。
- 使える曜日と時間と、使えない日(祝日・休業日など)を書きます。
3. クラウドの設定に置き換えてください
書き出した表を、次の3つの設定に置き換えます。「設定に置き換える」のシートに、作るものを書き出してから設定すると、作り忘れを防げます。
- ○の並び → ドアグループ:○の並びが同じグループは、1つのドアグループにまとめます。「デバイス」の「ドアグループ」で作り、人を追加するときのドアアクセスで選びます(ドアグループ)。
- 使える曜日と時間 → アクセススケジュール:「アクセス」の「アクセススケジュール」タブで作り、人を追加するときに選びます。祝日を自動で見分けるしくみはないため、祝日や休業日はアクセス不可日として入れます。1つのスケジュールに40個まで入れられます(アクセススケジュールとアクセス不可日)。
- 扉を開けておく時間帯 → デバイススケジュール:「カギの開閉スケジュール」で始まりに解錠・終わりに施錠し、「オートロックスケジュール」でその時間帯だけオートロックを止めます(時間帯で常時開放とオートロックを切り替える)。
アクセススケジュールは人の番号を使える時間を、デバイススケジュールは扉そのものを開け閉めする時間を決めます。似ていますが、設定する場所も、祝日の扱いも違います。
曜日で組んだデバイススケジュールは、祝日にもそのまま動き、アクセス不可日を入れても止まりません。休業日は、その前にスケジュールを変えてください。
社員や会員をまとめて登録するときは、CSVでカギをまとめて発行するときの記入例 もあわせてお使いください。
4. 設定する前に、割り当ての重なりを確かめてください
同じ人に複数の割り当てを重ねると、思ったとおりに入れなかったり、外したはずの扉に入れたままになったりします(アクセス権の競合)。
- 扉を外すとき:1人に、個別の扉・ドアグループ・設置場所を重ねて割り当てていると、どれか1つを外しても、ほかの割り当てで開けられるままになります。ほかの割り当てにその扉が入っていないかも確かめます。
- スケジュールが違うとき:1人に、同じ扉が入ったドアグループを2つ以上、違うアクセススケジュールで割り当てると、その扉では最後に設定したアクセススケジュールが使われます。
- 入社・退社・異動のとき:入社した人には部署のグループを割り当て、退社した人は削除します。異動のときは新しい部署のグループを足し、古い部署のグループを外します。
分からないところは、お問い合わせフォーム から、シートのどの項目で迷っているかを添えてご連絡ください。