暗証番号は通るのにかんぬきが動かない、扉を閉めると施錠できない、ガチャガチャと音がして止まる、といったときの確かめ方です。まず扉を開けた状態で動かしてみて、本体の問題か、扉と枠の当たりの問題かを見分けます。
いま扉が開かなくてお困りの場合は、先に 扉が開かないときの対処 をご覧ください。
切り分け
扉を開けた状態での確認
扉を開けたまま、暗証番号で解錠と施錠を2〜3回繰り返してください。扉の枠に当たらない状態で、本体だけの動きを確かめます。
| 機種 | 確かめ方 |
|---|---|
| 5i・500i・8j系・9j系・E06系・900j | かんぬき(デッドボルト)を出した状態で暗証番号を入れ、かんぬきが引っ込むか。施錠の操作で、かんぬきが出るか。 |
| 7i・700i | 暗証番号で解錠したあと(7iは番号のあとに *)、外側のドアノブを下げて、扉の側面の金具(ラッチボルト)が引っ込むか。オートロックの時間が過ぎたあとは、ドアノブを下げても引っ込まないか。 |
結果の見方
| 結果 | 考えられることと、次に見るところ |
|---|---|
| 開けた状態では動くが、閉めると動かない・ガチャガチャと音がする | かんぬきや金具が、枠の受け(ストライク)の穴に当たっています。本体は正常です。無理に動かさないための安全の仕組みが働くと、この音がします。 → 扉の建付けや受けの位置の調整が要ります。施工会社にご相談ください。 |
| 開けた状態でも動かない | 本体の側(電池、錠の状態の記憶、内部の部品)に原因があります。 → 下の「本体の側で試すこと」 |
本体の側
本体の側で試すこと
電池を新しくする
電池が減ると、かんぬきの動きが遅くなったり、途中で止まったりします。4本とも新しい電池に替えてから、もう一度お試しください。手順は 電池交換の手順 にあります。
解錠の位置を覚えさせ直す(セットドアハンディング。5i・500i・8j系・9j系・E06系・900j)
本体が、かんぬきの「引っ込んだ位置」を覚え違えていると、施錠と解錠が逆になったり、途中で止まったりします。扉を開け、かんぬきが引っ込んだ(解錠の)状態で、次のように入力してください。
5i・500i:プログラミングコード → 上部楕円ボタン(5iはLOCKSTATE) → 140 → 上部楕円ボタン
8j系・9j系・E06系・900j:プログラミングコード → ✓ → 140 → ✓
必ず解錠の状態で行ってください。くわしくは、LSシリーズは (1)ドアの「解錠」状態(ロック解除状態)を認識させる、KLシリーズは 設置後の確認 をご覧ください。プログラミングコードは、初期値の「123456」から変わっていることがあります。確かめ方は プログラミングコード|初期値・確かめ方・変え方 にあります。
5iで、覚えさせ直しても上部楕円ボタンで施錠されないときは、テールピースの取り付けが原因のことがよくあります。施工会社に次の動画を見ていただき、テールピースを付け直してもらってください。
7iの場合
扉を開けた状態で、次の3つを順に試してください。1つ試すごとに、下の「確かめ方」で動きを見ます。
- 電池を外して5分ほど置き、単3形アルカリ乾電池4本をすべて新しいものにします。
- 本体で「*」を2回押します(本体が覚えている施錠・解錠の状態を合わせ直します)。
- オートロックの設定を入れ直します。次の3つを順に入力します。
プログラミングコード → * → 270 → *(オートロックを無効にする)
プログラミングコード → * → 260 → * → 5 → *(オートロックまでの時間を5秒にする)
プログラミングコード → * → 271 → *(オートロックを有効にする)
確かめ方:暗証番号と「*」を押して、外側のドアノブを下げます。扉の側面の金具(ラッチボルト)が引っ込めば解錠です。オートロックの時間が過ぎたあとにもう一度ドアノブを下げて、ラッチボルトが引っ込まなければ施錠です。
3つとも確かめ方のとおりに動くのに、扉を閉めると施錠しない場合は、ラッチボルトと扉の枠の受け(ストライク)の位置がずれている可能性があります。施工会社にご相談ください。
確かめ方のとおりに動かない場合は、次の2つを確かめてから、それでも動かないとき の手順でお知らせください。
- ラッチボルトを指で押し込んで離すと、元の位置に戻るか
- 暗証番号と「*」を押したとき「カチッ」と鳴り、約5秒後にもう一度「カチッ」と鳴るか
8j系・E06系で、開けた状態でもガチャガチャと音がする場合
扉を開けた状態でもガチャガチャと音がして施錠しない、室内側のシフターが固くて動かしにくい、といった場合は、シフターの内側にある小さな磁石が外れていたり、部品の組み付けがずれていたりすることがあります。確かめ方は 8j系・E06系でガチャガチャと音がする・シフターが固いとき|開閉を繰り返すときの、シフターの外し方と磁石の外れ・組み直し の「原因2」と、8j系・E06系でガチャガチャと音がする・シフターが固いとき|開閉を繰り返すときの、シフターの外し方と磁石の外れ・組み直し にあります。
オートロック
オートロックがかからないとき
- 8j系・9j系・900j系・E06系:扉の開け閉めを、リードスイッチと磁石で見ています。両面テープがはがれて、2つが離れていないかを確かめてください。間隔は5mm程度が目安です。→ オートロックがかからないとき
- 500i:扉の開け閉めを見ず、解錠から決めた時間が過ぎると施錠するタイマー式です。→ 500iの簡易オートロック
- 5i:オートロックがかからないとき / 7i:オートロックがかからないとき
それでも直らないとき
それでも動かないとき
ここまで試しても動かない場合は、部品の交換や本体の交換が必要なことがあります。シリアルナンバーと、動かないときの様子がわかる動画を添えて お問い合わせフォーム からお送りください。交換の流れは 故障したときの交換 をご覧ください。
5iでは、施錠・解錠のあとに室内側のつまみ(サムターン)が少し戻ることがあります。正常な動きです。サムターンは、かんぬき(デッドボルト)を動かす部品に対して動ける幅(遊び)が大きく、施錠・解錠の終わりに反動で少し跳ね返ります。かんぬき自体は動いていないので、施錠・解錠の状態は変わりません。扉を開けた状態で施錠・解錠すると、サムターンが戻ってもかんぬきが動かないことを確かめられます。