スタッフが常駐しない施設でも、予約と連動した暗証番号で、利用する方がご自身で入室できます。
予約システムとRemoteLOCKの役割分担、直前の予約と通信への備え、夜間や休日の対応、入室の記録と番号の管理、開け閉めの回数と機種の選び方、無人で運営している施設の事例、費用とご相談の窓口をまとめています。
使い方の案内を扉の横に貼った例(9j)
部屋の扉に付けた例(500i)
スマートフォンのQRコードでも開けられます(9j-Q)
役割分担
予約システムとRemoteLOCKの役割分担
無人の施設では、予約の受け付けから入室までを、予約システムとRemoteLOCKで分けて受け持ちます。予約システムで予約が確定すると、RemoteLOCKがその予約の時間だけ使える暗証番号を発行し、次の通信で扉の本体に届けます。予約の時間が終わると、番号は自動で使えなくなります。
支払いを済ませた方にだけ番号を出す、会員の方だけが予約できるようにする、といった条件は、予約システムの側の設定や仕様で決まります。お考えの運用ができるかは、予約システムの提供会社にご確認ください。連携できる予約システムは、公式サイトの 連携システム一覧 で探せます。しくみと必要な料金プランは 予約システムとの連携 にまとめています。
利用する方に番号をお知らせする方法は、連携先によって異なります。連携先からのメッセージの自動送信のほか、RemoteLOCKから入室の方法を書いた案内メールを送ることもできます(ゲストへの案内メール)。
会員の管理をご自身のシステムで行っている場合は、RemoteLOCK APIで、入会や予約に合わせた番号の発行と削除を組み込めます。APIは無償で公開しており、仕様書の閲覧には機密保持契約(NDA)の締結が必要です。連携の実装は、貴社またはご依頼先の開発会社にお願いしています(RemoteLOCK APIのご利用までの手続き)。
※ 予約システムとの連携と、RemoteLOCK APIのご利用には、ビジネススタンダードプラン以上のご契約が必要です。
番号が届くまで
直前の予約と通信への備え
Wi-FiでつながるRemoteLOCK本体は、決まった間隔(ハートビート間隔)と、テンキーなどを操作したときにクラウドと通信します。発行した番号は次の通信で本体に届きますので、予約から利用開始までの時間が短いと、番号が届く前に利用の時刻を迎えることがあります。時間貸しの施設では、ハートビート間隔を1時間以上にするようご案内しています。間隔を短くするほど、電池の持ちは短くなります。
- プールPIN 予約のAPIで連携するサービスでは、前もって本体に入れておいた予備の番号を、直前の予約に割り当てられます。時間貸しの施設では1台あたり3〜7個が目安です。はじめは使わない設定ですので、クラウド管理画面で個数と、アカウント内でいちばん長いハートビート間隔を設定します。連携先が番号を指定して発行する場合は使われません(プールPIN)
- 緊急用の番号 部屋ごとに、いつでも使える番号を作っておきます。一度本体に届いていれば、通信が途切れてもその番号で開けられます。お伝えしたあとは、クラウド管理画面で番号を変えます(緊急用PINコードの作成)
- 現地での操作 現地の方に本体を一度操作していただくと、1分ほどで新しい番号が本体に届きます(遠隔で解錠したいとき)
- 通信の見守り 本体が長い時間クラウドとつながっていないときに、メールなどで知らせる設定ができます(お知らせ機能)
その場で開ける遠隔解錠 常時つながっているTOBIRAと、後付け型のSADIOT ROOMが対応しています。RemoteLOCK本体(外部電源につないだものも含みます)とE06Aでは、管理画面での操作は次の通信で本体に届きます(解錠方法と対応機種)。
夜間・休日
夜間・休日に備えて決めておくこと
弊社のサポート窓口の対応時間は平日9:00〜17:00です。利用する方が入れないときの連絡先と対応を、施設の側で決めておきます。
- 連絡先 利用する方からの連絡を受ける窓口と、受ける方を決めておきます
- 緊急用の番号 連絡を受けた方が、その場でお伝えできるようにしておきます。使われたときにメールで知らせる設定もできます(緊急用PINコードの作成)
- 物理鍵 電池切れや停電で本体を操作できなくなったときの最後の手段です。室内に置かず、管理する方が持つか、決まった場所で保管します(停電と通信障害のときの動き)
- 電池 残量が30%を下回ったときにメールでお知らせする設定ができます。通知先を、現地で対応できる方にしておくこともできます(電池残量の表示とお知らせ)
※ 緊急用の番号でも物理鍵でも開かないときは、お近くの鍵屋さんに解錠をご依頼ください。夜間や休日でも受け付けている鍵屋さんがあります(扉が開かないときの対処)。
記録と番号の管理
入室の記録と番号の管理
入室の記録は、クラウド管理画面のイベントに、番号ごとに登録した名前で残ります。人ごとに番号を分けておくと、いつ誰の番号で開けたかを確かめられます。同じ番号を複数の方で共有すると、実際に誰が使ったかまでは分かりません。
予約ごとの番号は、予約の時間を過ぎると自動で使えなくなります。期間を決めずに発行した会員やスタッフの方の番号は、ほかの方に伝わったおそれがあるときに、クラウド管理画面で変えたり削除したりできます。クラウドでの変更は、次の通信で本体に届きます。
室内側は自由に出られる構造のため、誰が出たかは記録されません。退室まで記録するには、扉の屋外側と室内側の両方にリーダーを付けます。両側にリーダーを置けるTOBIRAのほか、E06Aを屋外側と室内側に1台ずつ付けて退室まで記録している例もあります(構成はご相談ください)。月額利用料は、TOBIRAはリーダーの数、E06Aは台数で決まるので、退室側の分もかかります(入(退)室の履歴でできること)。
扉と機種
開け閉めの回数と機種の選び方
RemoteLOCK本体は、1日10〜20回の開閉を想定した製品です。不特定多数が出入りする入口や共用部の扉は、20回を超えることを前提にご検討ください。回数ごとの構成の違いは、次の図と表のとおりです。
| 構成 | 違い | 向いている扉 |
| 電池で動く本体(500i・700i・9j・900j) | 電池で動きます。停電の影響を受けません。開け閉めが多いほど、電池の交換の間隔が短くなります | 1日10〜20回ほどの扉。個室、会議室、倉庫など |
| 本体の外部電源化(9j・9j-Q・900j・900j-Q) | 扉の近くのコンセントから給電するので、電池の交換が要りません。通電金具と配線の工事が要ります。モーターと錠前の摩耗は変わらないので、本体は消耗品として交換します | 1日20回を超え、初期費用を抑えたい扉。QRコードで開ける扉(9j-Q・900j-Qは外部電源化が必須) |
| 電気錠・電磁錠や自動ドアをE06Aで動かす | 錠や自動ドアの装置が電源で動くので、電池の交換が要りません。E06Aは24Vの電源とWi-Fiでつながります | 1日50回を超える入口、自動ドア、すでに電気錠がある扉 |
| 電気錠・電磁錠や自動ドアをTOBIRAで動かす | E06Aと同じく電池の交換が要りません。AC100Vと有線LANで常時つながり、管理画面からその場で開けられます | 利用者が多い入口、雨や雪が直接あたる入口、その場で遠隔解錠したい入口 |
RemoteLOCK 500i
電池で動きます
RemoteLOCK 9j
電池で動きます
外部電源化もできます
外部電源化もできます
WEST E06A
電気錠や自動ドアを
動かします
写真はテンキー
動かします
写真はテンキー
TOBIRA
有線LANで
常時つながります
写真はリーダー
常時つながります
写真はリーダー
※ 外部電源化の工事の分担や停電のときの動きは 開閉回数と電源の考え方 に、E06AとTOBIRAの細かな違いは 電気錠・自動ドア・門扉への導入 にあります。
導入事例
無人で運営している施設の事例
スタッフを置かずに運営している施設の事例です。
予約システムと連携している施設の記事は、次のページにもまとめています。
※ ほかの業種の事例は、公式サイトの 導入事例 でご覧いただけます。
ご相談
費用とご相談の窓口
正式なお見積りは、本体・取り付け工事・実費をまとめた材工一式で、施工パートナーからお出しします。扉のお写真か図面を拝見してからのご案内になります。TOBIRAの月額利用料は、個別にお見積りします。取り付けは、全国の施工パートナーが行います(離島での実績もあります)。
検討の初めの段階でしたら、営業窓口へのお問い合わせ もご利用いただけます。