施設の種類ごとの導入

レンタルスペース・貸し会議室のスマートロック導入|予約連携で暗証番号を自動発行、鍵の受け渡しなしで貸し出す方法

レンタルスペースや貸し会議室では、予約サイトと連携して、予約の時間だけ使える暗証番号を自動で発行し、鍵を受け渡さずに貸し出せます。
予約から退室までの流れ、入口と部屋の番号のつなぎ方、直前の予約への備え、扉とWi-Fiの確かめ方、会員やスタッフの方の番号、導入事例、費用とご相談の窓口をまとめています。
RemoteLOCK 500i を取り付けた部屋の扉
部屋の扉に付けた例(500i)
RemoteLOCK 9j を取り付けた扉
扉に付けた例(9j)
RemoteLOCK 9j に暗証番号を入力している様子
暗証番号を入れて開けます(9j)
運用の流れ

予約から退室までの流れ

予約サイトやスペースの予約システムと連携すると、予約が確定したときに、その予約の時間だけ使える暗証番号が自動で発行されます。利用する方には、連携先からのメッセージや、RemoteLOCKの案内メールで番号をお知らせします。予約の開始時刻からその番号で入れて、終了時刻を過ぎると番号は自動で使えなくなります。
共用ドアを設定した時間貸しの施設の例の図。会議室Aの14:00から15:00の予約が確定すると、会議室Aに14:00から15:00まで使える暗証番号が発行される。同じ番号で、入口(共用ドア)も開館の9:00から閉館の17:00まで開けられる。会議室Bと会議室Cは、この番号では開かない。会議室Aは15:00、入口は17:00を過ぎると、番号は使えなくなる。
建物の入口にもRemoteLOCKやTOBIRAを付ける場合は、共用ドアを設定すると、部屋に発行した番号で入口も開けられます。図のように、入口だけ、開館から閉館までの時間で使えるように時刻を変えることもできます(共用ドア)。
※ 会議室Aだけ、Bだけ、AとBの両方、のように部屋を組み合わせて貸す施設で、AとBを共用ドアで組むと、Aだけ・Bだけの貸し方が作れなくなります。その場合は、番号を発行したあとに、クラウド管理画面でドアアクセスを足して対応します(共用ドアとドアグループの違い)。
連携できる予約サイトや予約システムは、公式サイトの 連携システム一覧 で探せます。しくみと必要な料金プランは 予約システムとの連携 にまとめています。
※ 予約サイトの部屋や予約枠とRemoteLOCK本体の対応は、連携の設定のときに登録します。登録する画面は連携先によって異なります。予約を変更したり延長したりしたときに、番号の期間が合わせて変わるかどうかも、連携先の仕様によります。
※ 予約の受け付けより前に、本体の設置、クラウド管理画面への登録とWi-Fiへの接続、連携の設定を済ませます。設定より前に入っていた予約には、暗証番号が発行されないことがあります(予約システムと連携するときの設定の順番)。
直前の予約

当日や直前の予約への備え

RemoteLOCK本体は、決まった間隔(ハートビート間隔)と、テンキーなどを操作したときにクラウドと通信し、発行した番号は次の通信で本体に届きます。時間貸しの施設では、ハートビート間隔を1時間以上にするようご案内しています。間隔を短くするほど、電池の持ちは短くなります。当日や直前の予約が多いスペースでは、次の備えを組み合わせます。
  • プールPIN 予約のAPIで連携するサービスでは、前もって本体に入れておいた予備の番号を、直前の予約に割り当てられます。時間貸しの施設では1台あたり3〜7個が目安です。はじめは使わない設定ですので、クラウド管理画面で個数と、アカウント内でいちばん長いハートビート間隔を設定します。連携先が番号を指定して発行する場合は使われません(プールPIN)
  • 緊急用の番号 番号が届いていないと連絡を受けたときにお伝えできるよう、部屋ごとに作っておきます。お伝えしたあとは番号を変えます(緊急用PINコードの作成)
  • 現地での操作 現地の方に本体を一度操作していただくと、1分ほどで番号が届きます(ハートビート通信のしくみ)
番号が本体に届くまでの図や、夜間や休日の連絡先の決め方など、スタッフのいない時間の備えは 24時間・無人で運営するとき にまとめています。
扉とWi-Fi

扉ごとに確かめること

取り付けられるかどうかは、扉ごとの条件で決まります。扉の種類ごとの条件は、次の記事にまとめています。
レンタルスペースの扉の例の見取り図。会議室A・会議室B・スタジオの扉は、1日10〜20回ほどなら電池で動くRemoteLOCK本体で運用できる。Wi-Fiのルーターは、それぞれの本体から約9m以内に置く。建物の入口は共用の扉で、1日20回を超える開け閉めを前提に、外部電源化や、電気錠をE06AかTOBIRAで動かす構成を検討する。
扉 確かめること
会議室・個室の扉 開け閉めが1日10〜20回ほどの扉は、電池で動くRemoteLOCK本体で運用できます(開閉回数と電源の考え方)。オートロックは、500iが解錠から決めた秒数で施錠するタイマー式、700i・9j・900jが扉が閉まると施錠する扉連動式です。搬入や清掃で扉を開けたままにすることがあるなら、扉連動式をお選びください(500i・700i・9jのオートロックの違い)
建物の入口 共用の入口は、1日20回を超えることを前提にご検討ください。20回を超える扉は外部電源化を、50回を超える扉や自動ドアは、電気錠や自動ドアの装置をE06AかTOBIRAで動かす構成をおすすめしています。共用ドアにすると全部屋の番号が入口にも入りますので、利用者の多い施設ではE06AとTOBIRAの違いもご確認ください(電気錠・自動ドア・門扉への導入)
引き戸 引き戸に付けられる機種は、9j・9j-Q・900j・900j-Q と E06st です(引き戸へのRemoteLOCK取り付け)
防火戸 防火ドアへのRemoteLOCK設置 をご覧ください
賃貸の建物 扉を加工しない取り付け方もあります。対応する錠前の扉に限られ、業務で使う扉には穴あけ施工をおすすめしています。工事は、貸主や管理会社の承諾を得てからになります(賃貸物件へのRemoteLOCK設置)
Wi-Fi 本体は2.4GHz帯のWi-Fiでインターネットにつながります。パスワードのあるWi-Fiが必要で、フリーWi-Fiにはつなげません。ルーターは本体から約9m以内に置きます。部屋にWi-Fiがない場合は、この条件に合うWi-Fiをご用意ください(無線LAN、Wi-Fi、設置場所、ネットワークの要件)
建物の入口のように開け閉めの多い扉は、回数に合わせて構成を選びます。回数ごとの違いは次の図のとおりです。
開け閉めの回数で選ぶ構成の図。1日10〜20回ほどの扉は、電池で動くRemoteLOCK本体。電源は電池で、電池の交換が要る。工事は本体の取り付けだけ。個室・会議室・倉庫に向いている。1日20回を超える扉は、9j・900jを外部電源化する。コンセントから給電するので電池の交換は要らないが、電源と配線の工事が要る。初期費用を抑えたい扉に向いている。1日50回を超える扉や自動ドアは、電気錠・電磁錠や自動ドアの装置をE06AかTOBIRAで動かす。電気で動く錠や装置なので電池の交換は要らない。電気錠や配線の工事が要る。共用の入口や自動ドアに向いている。TOBIRAは、利用者が多い入口や、その場で開けたい入口に向いている。RemoteLOCK本体は、1日10〜20回の開閉を想定した製品。
暗証番号で開ける次の3機種は、無人化・省人化によく使われます。オートロックの方式と室内側の開け方が違います(機種選びと取り付けチェック)。
RemoteLOCK 500iの写真
RemoteLOCK 500i
タイマー式
室内側はサムターン
RemoteLOCK 700iの写真
RemoteLOCK 700i
扉連動式
室内側はレバーハンドル
RemoteLOCK 9jの写真
RemoteLOCK 9j
扉連動式
室内側はサムターン
ICカードも使えます
会員・スタッフ

会員やスタッフの方の番号

期間を決めずに使う番号は、アクセスユーザーとして発行します。コワーキングの月額会員の方や、スタッフの方のように、日頃から出入りする方が対象です。曜日と時間帯を決めて、その時間だけ使えるようにもできます(アクセススケジュール)。清掃の方には、清掃の曜日と時間帯だけ使える番号をお渡しできます。
曜日と時間帯を決めた番号の例の図。清掃の方の番号を、月曜と木曜の9:00から11:00だけ使えるようにした。ほかの曜日と時間帯は、この番号では開かない。アクセススケジュールで設定する。
多くの方の番号をまとめて登録するときは、CSVで一括して読み込めます(CSV一括読み込み)。
※ 誰がいつ入ったかは、クラウド管理画面のイベントに、登録した名前で残ります(入(退)室の履歴でできること)。
導入事例

レンタルスペース・貸し会議室・コワーキングの導入事例

レンタルスペース・貸し会議室・コワーキングの運営の事例です。
120 WORKPLACE KOBE の室内
導入事例 レンタルオフィス
コワーキングスペースと会議室を備えたワークプレイス。全32室で、契約企業ごとに固有の暗証番号を発行しています
導入事例 レンタルスペース
スペース貸しにおける時間超過や不正利用の問題を解決
導入事例 レンタルスペース
レンタルスペースの鍵の受け渡しが遠隔から対応可能に
導入事例 貸し会議室
銀座・築地エリアの大型カンファレンス施設の事例
導入事例 コワーキング
コワーキングスペース運営において時短と生産性向上を実現
導入事例 コワーキング
全国600店舗を展開するコワーキングスペースの店舗DX事例
予約システムと連携している施設の記事は、次のページにもまとめています。
※ ほかの業種の事例は、公式サイトの 導入事例 でご覧いただけます。
費用

費用の目安とお見積り

まず金額の目安を知りたいときは、公式サイトの 料金シミュレーション をお使いください。機種と台数、料金プラン、試算する月数を入れると、本体の価格と参考の工事費、月額の利用料を合わせた概算が出ます(TOBIRAの月額利用料は含まれません)。
正式なお見積りは、本体・取り付け工事・実費をまとめた材工一式で、施工パートナーからお出しします。工事費は扉の形や設置の環境で大きく変わりますので、扉のお写真か図面を拝見してからのご案内になります。
月額の利用料は、料金プランと台数で決まります。予約システムとの連携には、ビジネススタンダードプラン以上のご契約が必要です。KLシリーズ(500i・700i・900j)は、ビジネススタータープラン以上でご利用いただけます。TOBIRAの月額利用料は、個別にお見積りします。補助金の探し方と、申請のときに弊社からご用意できるものは スマートロック導入の補助金・助成金 にまとめています。
ご相談

ご相談の窓口

取り付けられるかどうかと費用は、扉のお写真か図面からご案内します。取り付けは、全国の施工パートナーが行います(離島での実績もあります)。
全国の施工パートナーの分布を示す日本地図
まず金額の目安を知りたいとき
機種と台数を入れると概算が出て、簡易見積書も発行できます(正式な見積書ではありません)。
取り付けの可否とお見積りを依頼するとき
扉と錠前のお写真か図面をお送りください。入口と部屋など扉が複数あるとき、設計段階で図面しかないとき、TOBIRAをご検討のときも、ここから進めます。
検討の初めの段階でしたら、問い合わせフォーム からもご相談いただけます。「問い合わせ種別」で「新規・追加導入のご検討」を選んでお送りください。営業担当から、メールでご連絡します。

最終更新

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