法人でスマートロックを選ぶときは、複数の拠点と多くの社員を1つの管理画面で扱えるか、入室の記録を残せるか、それぞれの扉に合う機種があるかを確かめます。
RemoteLOCKは、建物や拠点ごとに設置場所を分けて1つのアカウントでまとめて管理でき、社員の方には期間を決めない番号やICカード、来訪者や業者の方には期間を決めた番号を発行できます。法人で確かめておきたい5つの点、拠点と権限の分け方、記録、扉ごとの機種の選び方、費用と稟議の資料、導入の流れをまとめています。
ICカードで開けられます(9j) |
QRコードでも開けられます(9j-Q) |
暗証番号で開けられます(500i) |
確かめること
法人で確かめておきたい5つの点をご確認ください
機種を比べる前に、次の5つを確かめてください。
| 確かめる点 | RemoteLOCKでの対応 |
|---|---|
| 拠点と台数 | 建物や拠点ごとに設置場所を分け、1つのアカウントでまとめて管理できます。拠点の担当の方に、その拠点だけを扱える権限を割り当てられます |
| 人の入れ替わり | 社員の方はCSVで一括して読み込めます。部署ごとのドアグループを割り当てておくと、異動のときはグループを変え、退社のときはその方を削除します |
| 入室の記録 | 入室の記録は、登録した名前でクラウド管理画面のイベントに残り、CSVで取り出せます。管理者の操作も管理者履歴として取り出せます |
| 扉の条件 | 電池で動く本体から、電気錠や自動ドアを動かすE06A、TOBIRAまで、扉ごとに構成を選びます |
| 費用と支払い | 本体、取り付け工事、実費をまとめた材工一式と、クラウドの月額利用料です。月額利用料は、法人名義であれば請求書払いの代行サービスもお使いいただけます |
拠点と権限
拠点が多いときは、設置場所と権限を分けてください
建物や拠点ごとに設置場所を分けておくと、1つのアカウントで複数の拠点をまとめて管理できます。拠点の担当の方を管理者として招待し、その拠点の設置場所だけを扱える権限を割り当てることもできます(管理者と権限タイプ)。
暗証番号やカード番号、QRコードを画面に表示できるかどうかも、権限タイプごとに決められます。料金プランの変更は、アカウント管理者だけが行えます。
番号の分け方
社員の方と来訪者で、番号の出し方を分けてください
RemoteLOCKでは、期間を決めずに使う番号をアクセスユーザー、期間を決めて使う番号をアクセスゲストと呼びます。社員やスタッフの方はアクセスユーザー、来訪者や工事・清掃の業者の方はアクセスゲストで発行します(カギの発行のしくみ)。
入れる範囲を部署やフロアで分けるときは、ドアグループを使います。フロアごとのグループと部署ごとのグループを作り、部署のグループに入ってよいフロアを入れておくと、社員の方には部署のグループを割り当てるだけで済みます。
人数が多いときの組み立て方は 数百名以上のオフィスでのグループ設定、扉と人の書き出しには 入室範囲の設計シート(Excel)をお使いください。発行できるアクセスユーザーとアクセスゲストの数は、ご契約の料金プランで決まります。
入室の記録
入室の記録の扱いを決めておいてください
入室の記録は、クラウド管理画面のイベントに、番号やICカードごとに登録した名前で残り、CSVで取り出せます(入(退)室の履歴でできること)。同じ番号を複数の方で共有すると、実際に誰が使ったかまでは分かりませんので、番号は人ごとに分けてください。
室内側は自由に出られる構造のため、誰が出たかは記録されません。退室まで記録するには、扉の屋外側と室内側の両方にリーダーを付けます。退室側の分も月額利用料がかかりますので、扉1つあたりの費用は2倍になるとお考えください。
※ イベントのCSVには、解錠に使われた暗証番号そのものが含まれます。社外にお渡しになる場合は、該当の列を外してからお使いください。
機種の選び方
扉ごとに、開け閉めの回数と開け方で選んでください
開け閉めの回数や電源は扉によって違いますので、機種は扉ごとに選びます。
| 1日の開け閉め | 向いている構成 |
|---|---|
| 10〜20回ほど | 電池で動くRemoteLOCK本体(500i・700i・9j・900j) |
| 20回を超える | 9j・900jの外部電源化 |
| 50回を超える、自動ドア | 電気錠・電磁錠や自動ドアの装置を、E06AかTOBIRAで動かす構成 |
ICカードで開けたい扉には、9j・900jかTOBIRAを選びます。FeliCaのカードであれば、今お使いの社員証や交通系ICカードも登録できます。MIFAREのカードは、TOBIRAでのみ、リーダーの設定を変えて対応します。
RemoteLOCK本体(外部電源につないだものも含みます)とE06Aは、2.4GHz帯のWi-Fiでクラウドとつながり、管理画面での操作は次の通信で本体に届きます。管理画面からその場で開けたい扉には、常時つながっているTOBIRAをご検討ください。エンタープライズ(法人向けの認証)のWi-Fiにはつながりませんので、社内のネットワークの担当の方に先にご確認ください(Wi-Fi準備シート)。
施設の種類ごと
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費用と稟議
費用の内訳を確かめて、稟議の資料をお使いください
費用は、本体・取り付け工事・実費をまとめた材工一式と、クラウドの月額利用料です。正式なお見積りは施工パートナーからお出しします。工事費は扉の形や設置の環境で大きく変わりますので、扉のお写真か図面を拝見してからのご案内になります(RemoteLOCK・TOBIRAの価格とお見積り)。
月額利用料は、料金プランと台数で決まり、クラウド管理画面にデバイスを登録した時点から発生します。クレジットカード(コーポレートカードを含む)のほか、請求書払いの代行サービスでもお支払いいただけます。請求書払いは法人名義のみで、1台ごとに手数料がかかり、手続きにお時間をいただきます(クラウド利用料の払い方)。
社内の説明には、次の資料をお使いいただけます。
- スマートロック導入の稟議書のひな形(Word)
- 鍵の受け渡しの手間と費用の試算シート(Excel)
- 導入スケジュール表(Excel)
- スマートロックの補助金・助成金
導入の流れ
運用を始めたい日から逆算してご相談ください
年末の12月と、年度替わりの2月から4月は施工パートナーの繁忙期にあたり、通常より日数がかかります。4月の入社や拠点の開設に合わせる場合は、早めにご相談ください(RemoteLOCKの購入と取り付けの流れ)。
よくある質問
よくある質問をご確認ください
複数の拠点を1つのアカウントで管理できますか?
できます。建物や拠点ごとに設置場所を分けると、1つのアカウントでまとめて管理できます。拠点の担当の方に、その拠点だけを扱える権限を割り当てることもできます。
今使っている社員証で開けられますか?
FeliCaのカードであれば、9j・900jかTOBIRAに登録できます。MIFAREのカードは、TOBIRAでのみ、リーダーの設定を変えて対応します。お使いになるカードで読み取れるかを確かめたうえでご案内します。
社員が退職したときは、どうしますか?
クラウド管理画面でその方を削除します。番号の削除は、本体が次にクラウドと通信したときに届きます。年度の入れ替わりのあとの削除漏れは、カギと管理者の定期見直しシート で確かめられます。
誰が退室したかも記録できますか?
扉の屋外側と室内側の両方にリーダーを付けると記録できます。室内側にリーダーがない扉では、誰が出たかは記録されません。退室側の分も月額利用料がかかります。
月額利用料を請求書で支払えますか?
法人名義であれば、請求書払いの代行サービスをお使いいただけます。1台ごとに手数料がかかり、手続きにお時間をいただきます。
停電すると扉は開かなくなりますか?
電池で動く本体は、停電の影響を受けずに動きます。外部電源につないだ機種は、停電で給電が止まります。TOBIRAや電気錠・電磁錠を制御する構成では、電気錠側の設定で解錠のままか施錠のままかが決まります。構成ごとの動きと備えはスマートロックは停電で開かなくなる? にまとめています。
ご相談
ご相談の窓口
取り付けられるかどうかと費用は、扉のお写真か図面からご案内します。取り付けは、全国の施工パートナーが行います(離島での実績もあります)。
取り付けの可否とお見積りを依頼するとき
扉と錠前のお写真か図面をお送りください。拠点や扉が複数あるとき、設計段階で図面しかないとき、TOBIRAをご検討のときも、ここから進めます。
検討の初めの段階でしたら、問い合わせフォーム からもご相談いただけます。「問い合わせ種別」で「新規・追加導入のご検討」を選んでお送りください。営業担当から、メールでご連絡します。